看護師だって、お洒落をしたいですよね。
実習中は

髪色7番はもってのほか!
黒髪じゃないとダメだ。
なんて言われましたが、ヘアアレンジできないなんて、そんなことないですよ!
今回は
- 看護師は髪色7番はOKなのか
- 看護師の髪色はどのくらいが最適なのか
を解説した上で、髪色が暗くてもお洒落をするためにはどんな方法があるか、お伝えしていきます!
ぜひ参考にして、看護師でもお洒落なヘアスタイルを楽しんでくださいね♪
看護師の髪色7番がOKなのは職場による

看護師の髪色7番がOKかどうかは、正直なところ職場によります。
すべての職場が髪色7番がダメというわけではないんですね。
明るいヘアカラーでも許される職場
老人ホームやクリニックなどでは、比較的明るいヘアカラーでも大丈夫なんです!
特に美容クリニックは、対象が「病気や怪我の患者さん」ではなく、「美を追求するお客様」であるため、病院よりサロンのイメージが強くなります。
そのため、美容クリニックで働く看護師の身だしなみの規則は、他と比べて緩いことが多いです。
院長先生や管理者の意向もありますが、スタッフの人数が少ないところは緩いところが多いです。
黒や地毛じゃないと厳しい職場
大きな総合病院などでは、マニュアルなどで髪色は7番に設定されているところが多いです。
大きな組織だと、決まりを作っておかないといけません。
例えば

先輩はこれくらい染めてるから大丈夫だろう
先輩はあんなに明るいのに言われてないから、平気だな。
と、周りの看護師をお手本としてしまう傾向があるんです。
その結果どんどん明るくなってしまうため、上手く統率が取れなくなってしまうんですね。
厳しい職場でも許されるコツは清潔感と清楚観
ちょっと明るめの髪でも、しっかりお団子をして後れ毛を出さなければ、許される職場も多いです!
下を向いた時に前髪が患者さんにつきそうなら言われますが、清潔感をしっかりしていれば、髪色はそんなに関係ないのです。

顔周りにおくれ毛を残したり、長い前髪がそのまま垂れていると清潔感がなくなってしまうため、ピンで止めましょう。
看護師の髪色は黒色や地毛じゃなきゃいけない理由

看護師の髪色が自由度の高い職場もあるのは事実ですが、逆にヘアカラーがNGな職場もあります。
その理由を解説していきますね。
患者からの第一印象が悪い
患者さんからしたら、髪色が暗めの方が印象がいいです。
多くの人は、看護師に「白衣の天使」や「優しい人」などのさわやかなイメージを持つのではないでしょうか。
そのイメージ通り、看護師の身だしなみには
- 清潔さ
- 爽やかさ
- 自然さ
が求められます。
特に高齢者の方は、髪を染めないのが普通と生きてきた方が多いので、明るい髪色には抵抗があるようです。
ヘアカラーに厳しい病院
大きな総合病院などでは、1年に1回マナー検査があり、爪先から頭髪まで細かくチェックされて、違反があると注意されていました。
私の病院でもヘアカラーチェックは厳しく、昇給にも影響していました。
病院では難しい処置や介助が必要な患者さんも多いので、清潔感と崩れにくさが特に必要となります。
中でも手術室や無菌室では、髪の毛1本すら落とすことは許されないのです。
先輩ナースに目をつけられていじめの原因になりやすい
新人の内からヘアカラーが明るいと、先輩看護師から調子に乗っていると目を付けられやすいです。
私の職場でも、ヘアカラーが明るかったりメイクが派手な新人は、先輩から注意を受けたり影で悪口を言われていました。
またご年配の看護師は、明るいヘアカラーに対してチャラいと思う人も多いもの。
「印象が悪くなるからやめた方がいい」ではなく「自分も我慢したんだから我慢しなさい」という考えの方が多いです。
ヘアカラーをおしゃれにしたい看護師におすすめな髪色

職場の規則や風習でヘアカラーができなくても、看護師だってヘアスタイルでお洒落したいですよね。
ここではそんなあなたに、看護師がヘアカラーをする時期とおしゃれな見せ方を伝授します!
ヘアカラーしに美容院へ行くタイミング
できたら、新人の1年間が終わってからヘアカラーを楽しんだ方が良いです。
仕事に慣れてきてできるようになってくれば、悪口を言ってくる先輩も少なくなります!
1年目で染めたい方は、少し慣れてきた9月頃がオススメです。

急に染めるとバレてしまうので、徐々に染めるのが良いですよ。
同じトーンでも色味を変えておしゃれにするコツ
イエロー系を入れるとどうしても明るく見えてしまいます。
なので、ワイン系かアッシュ系で抑えめに色を入れると、可愛いのに同じくらいのトーンになりますよ。
おすすめです!
また、私はインナーカラーや毛先だけ明るいブラウンやワインカラーを入れていました。
そうしたら、お団子で隠せるのでバレなくて良いですよ!
髪を伸ばして毛先やインナーカラーで遊ぶのもいいかもしれませんね。
新人の内は、お団子ネットなどでしっかり隠してくださいね。
色味が抜けてくるのを防ぐためにおすすめなシャンプー
青みや赤み、黄みの強い色を選んだ場合、染めたての時は髪色7番の明るさであったとしても、色落ちとともにどんどん明るくなってしまうことがあるので、注意しましょう。
色味が抜けてくるのを防ぐために、「ムラシャン」がオススメです。
紫色素が入っているシャンプーで、退色や黄ばみを防ぐ特徴があるので、少しでも色持ちさせることができます!
ちょっと高いですけど、美容師さんイチオシは「N.のムラサキシャンプー」です。
黄ばみを抑えるだけでなく、髪のダメージも補修してくれます。
私は、自分の髪に合わせたシャンプーとして、美容院で購入したAujuaを使用していました。
色がなかなか抜けなかったのでオススメです。
看護師がヘアカラーするときのオーダーするコツ

ここでは看護師がチャレンジしやすいヘアカラーをお伝えします。
しっかり美容師さんにオーダーして「期待してたのと違う!」なんてことがないようにしたいですね。
アッシュグレージュ
アッシュグレージュは、グレーがかかったくすんだ色味が特徴です。
同じトーンでも暗めに見えるため、ヘアカラーで遊びたい新人看護師さんにはおすすめです!
マットグレージュ
マットグレージュは、グリーンを入れたブラウンカラーです。
同じく落ち着いて見えるため、新人の内はマットグレージュから始めてもいいかもしれませんね。
看護師の髪色は7番は大丈夫?おしゃれなヘアカラーと注文方法まとめ

- 看護師の髪色は職場によって大丈夫な判断基準が違う
- 髪色が明るくても清潔感を出してまとめれば大丈夫
- 先輩から目をつけられないためにも新人の内は黒髪がいいかも
- 髪型を変えるだけでヘアカラーを楽しめる
- 髪色7番でも色んなヘアカラーができる
看護師だからって、ヘアカラーでお洒落ができないのは辛いですよね。
ヘアカラーもメイクも爪先だって、お洒落で可愛くいたいものです。
新人の頃は気を遣うことも多いですが、紹介したヘアアレンジを楽しんでみてください。
今回紹介したように、同じ髪色7番でもアッシュを入れると可愛くなります。
また、インナーカラーや毛先だけ色を入れて、好きなヘアカラーをしてみてください!
病院のマニュアルに違反しない程度に、お洒落を楽しみましょう。