現役美容外科ナース直伝!勉強しておくべき技術や接遇を紹介

美容外科に転職したいけどなにを勉強しておけばいいかわからない。
知っておかなきゃいけないスキルってあるのかな?

全く未知の世界でわからず不安ですよね。

美容外科は未経験者が多く、基本から教えてもらえるので特別な準備は必要ありません。

みんな同じレベルからのスタートなので不安に思わなくて大丈夫。

でも、少しでも先にどんなことが必要なのか知っておきたいですよね。

この記事では、現役美容外科ナースが美容外科へ転職するときに勉強しておきたいスキルについて紹介します。

ぜひ、最後まで読んで美容外科で働く抵抗感なく美容外科に応募してください。

同じ美容外科ナースが増えますように!

目次

美容外科で働くために必要な勉強は技術と接遇

未経験の世界に入るうえで不安なことと言えば技術ですよね。

何を勉強しておくべきか、身につけておくべきスキルはあるのか…想像もつかず不安になります。

でも、わたしも未経験から美容外科を応募しましたが、強いて言えば接遇を意識するという心構えが必要なくらいでした。

美容外科において最も大切なことと言っても過言ではないのが接遇です。

病棟では人と接するときの基本的なマナーがあれば問題なかったはずです。

しかし、自費診療で通ってもらう美容外科においては患者さんというよりお客様です。

患者さんに満足してもらうためには、求められるものを提供するだけでなく、プラスαの心遣いが欠かせません。

こちらも研修で教えてもらえるので基本的に準備は不要ですが、心構えはしておいたほうが苦労せず身につけることができます。

美容クリニックの看護師が勉強しておくべき技術

美容クリニックの看護師には特別な技術はありませんが、強いて言えば基本的ではありますが、丁寧なコミニュケーションと動作です。

わたしは患者さんに触れるとき、お待たせしてしまうとき、近くを移動するときなど全ての動作の前に必ず声かけすることを心がけています。

また、触れるときはいつも以上に丁寧にしています。

レーザーを扱うので患者さんには目を閉じていただく場面がほとんどですが、慣れない環境で目を閉じていることは想像以上に不安です。

不安な気持ちは一般病院にも共通することですが、丁寧な声かけと動作が患者さんの安心につながります。

美容クリニックにおいても、患者さんの安心につながる丁寧なコミニュケーションと動作は欠かせません。

器械や器具名の覚え方

美容クリニックなので器械や器具は多く使います。

手術室の経験がある方はすでに土台があるので不安に思うより、むしろ自信をもっていいほどです。

しかし、手術に関わりがない方は器械、器具の名前なんてほとんど縁がないので特に不安ですよね。

そんな方でも大丈夫です。

内科しか経験がなく、覚えるのが苦手なわたしでもなんとかなりましたので安心してください。

最初から全てを覚えようとすると難しいのでよく使うものから覚えるようにすると無理なく乗りきれます。

写真にとったり自分で絵を描いたりすると特徴をおさえられるので覚えやすいです。

手術手順、器具を渡す順番を覚える方法

美容外科では器械や器具を覚えるだけでなく手術の介助がついてきます。

でも、これも不安に思う必要はありません。

手術の進め方は先生によって異なるので割りと教えてくれる先生が多いです。

これも先生によりますが…間違えても怒られることはないので安心してください。

と言っても最初はやっぱり不安ですよね。

初心者のわたしがどう乗りきったかというと、準備する段階で器具は順番に並べてしまいます。

これで、順番を覚えてなくても問題なく乗りきれました。

あとは回数を重ねるうちに嫌でも覚えてしまいます。

いまでは最初に感じていた不安が懐かしいほどです。

施術のメリット・デメリットを勉強しておく

美容外科といってもやはり手術はダウンタイムがつきものなので、手軽にできる脱毛やシミ取りレーザーを行うことが多いです。

(ダウンタイムとは、施術後から回復するまでの期間で、施術前の生活に戻れるまでの時間のこと。レーザー治療では赤み、手術ではアザ、むくみ、腫れなどで日常生活が制限されることがあります。)

キレイになることを想像してこられる方が想像通りに悩みだった体毛やシミがキレイになくなることは1番のメリットとしてありますが、レーザーを使用している以上デメリットがないわけではありません。

なくしたいはずのうぶ毛やシミが濃くなってしまうこともあります。

レーザーによる火傷のリスクも常に隣り合わせの施術です。

仕上がりが必ずしもイメージ通りになるというわけではないことは常に頭に入れておくことが大切です。

どんな施術も高いお金を出して受けていただいているのでキレイになるばかりではないことを覚えておくべきでしょう。

美容外科の看護師が勉強しておくべき接遇

1番は患者さんに言われるよりも先に気づけるようになることです。

お部屋は寒くないか、体勢は辛くないか常に患者さんのことを考えて決められた施術にプラスαが提供できるような姿勢が大切です。

1回で終わる施術ばかりではありません。

また来たい、またあなたにお願いしたい!そう思ってもらえるような対応ができるような心がけが必要ではないでしょうか。

一般病院で求められる接遇は心に寄り添う看護

病気を抱える患者さんと接するとき、不安な心にそっと寄り添う看護を意識して働いてこられた方がほとんどではないでしょうか。

そんな看護を提供することが患者さんの笑顔を引き出せたり、勇気につながる心配りです。

それこそが病気を治したい、元気になりたい!同じ想いをもった患者さんに関わるうえで求められる最も大切な接遇でしょう。

美容クリニックで求められる接遇は美しくありたい心へのコミュニケーション能力

美容クリニックにおいて美しくなりたいという想いはみなさん同じようにもっていますが、抱える悩みは様々です。

一人一人が抱える悩みに気付き、その想いに寄り添えるコミュニケーション能力こそが美容クリニックで求められる大切な接遇です。

美容外科ナースに必須!カウンセリング能力

美容外科で必ず行うのが、カウンセリングです。

カウンセリングと聞くと特別な能力が必要ではないかと構えてしまう方も多いのではないでしょうか。

普段の生活で誰かの相談に乗ってあげたり、話をきいてあげることって何かの能力があるわけではなく、みなさん自然にやっていることですよね。

まさに話をきくことこそが美容外科ナースに必須のカウンセリング能力です。

何気ない会話から患者さんの抱える悩みを引き出し、その想いに合わせた施術を提供していくことが美容外科ナースの役割です。

まとめ

美容外科には特別な能力が必要で、勉強しておくべきことや身につけておくべき技術があるのではないかと構える方も多いでしょう。

しかし、特別なことなんて何一つありません。

これまでみなさんが向き合ってきた患者さんに対する看護にプラスαの心配りをするだけで美容外科で大切な接遇が立派にできるのです。

覚えることも多いのでは?物覚えの悪いわたしにできるのか…そんな不安から一歩踏み出せずにいるのはもったいないです!

最初はみんな未経験。

未経験から始める人が多い業界だからこそ基本から丁寧に教えてもらえるのでなにも不安に思うことはありません。

患者さんとともに美しさを追究しながら、ぜひ笑顔溢れる世界で看護をしてみませんか。

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