- 年齢制限があって雇ってくれるのか?
- 働ける部署は?どのような施設がベスト・・・?
- 今更勉強できるか不安・・・勉強法を教えて!
- 職場復帰後に注意することは?
50代で看護師復帰はなかなかハードルが高いですよね。
再就職したくても踏みとどまって終わる方も多いです。
ここではどのような働き口や勉強法があるかわかりますよ。
- 現役看護師の職場からの視線
- 50代から入職するスタッフ
を実際に見てきたので、事細かくポイントを記載しています。
きっと今あるブランクに対する不安が解消されるでしょう。
5分程度でサクッと読める記事ですが、実際にここに記載されていることをチャレンジすれば復職準備が解決しますよ。
それでは早速行きましょう!
50代の看護師でブランク30年でも病棟へ復帰は可能?

看護師のブランクが30年もあると、病棟へ復帰できるかかなり気になりますよね。
職場によっては、50代でブランクが30年あっても復帰が可能です。
ブランク30年の看護師が復帰するのにおすすめな職場
ブランク30年あるときのナースが復帰するのにおすすめな職場は4つあります。
- 診療所
- デイサービス
- 保育園
- 慢性期病棟
- 健診センター
です。
それぞれ詳しく解説していきますね。
診療所
町の小さな診療所でしたら行う処置などもありませんし

夜勤もないので体力に心配・・・
と思うなら診療所は向いています。
古い町の診療所でしたら未だに紙カルテのところもありますし、地域の住民の方のサポートという形でゆとりのある仕事ができます。
デイサービス
デイサービスではルーティン業務があり、毎回一定の患者さんとのコミュニケーションが多いです。
デイサービスだと比較的歩ける患者さんが多いので、重介護がないため比較的楽です。
保育園
子供好きの方は大丈夫だと思いますが、保育園児のパワーは凄い!です。
遠足の付き添いなどもあったりするため割と体力消費する仕事ですが、園児たちには癒されますよ!
子供好きの方でパワフルな方は向いています。
しかしどの保育園も1人看護師のため、判断力・責任に問われるところがブランク明けには少し怖いところです。
慢性期病棟
慢性期病棟は動けない患者さんが多いです。
そのため
- 移乗介助
- おむつ交換
など結構体力的にも大変で、覚える業務も多かったりします。

夏の入浴介助も、とてもきついです!
以前働いていた環境と同じような感じがいいなと思う方は向いています。
働きながら昔のことを思い出していきましょう。
健診センター
- ルーティン業務で定時に帰れる
- 夜勤はない
がメリットです。
最初は業務を覚えることが大変ですが、どこの職場でもそうなので最初を乗り越えたら楽です。

あと電子カルテを覚えるのは少し大変かもしれませんね。
看護師30年ブランクある・・・履歴書ってどう書けばいい?

やはり看護師としてのスキルはどの程度あるのか履歴書で見られますが、30年のブランクがある場合
- なぜ復帰しようと思ったのか
- どうして働きたいのか
- 今後のビジョン
を記述されていたら目に留ます。
職歴はなるべく詳しく記載しましょう。
例)
○○病院 内科勤務 7年勤務
新人教育を担当していました。
また、正看護師以外の免許を持っている場合は持っているだけ記載していきましょう。
例)
- 助産師
- 専門・認定看護師
など
看護師ブランクが30年あるときにお勧めの勉強法

看護師のブランクが30年もあると、現役の頃から変わっていることが多いのも心配ですよね。
復職前に勉強できることがあるなら、しておくのがベストです。
ここではお勧めの勉強法をご紹介しますね。
セミナーを受講する
- 各都道府県のナースセンターで行っている就業支援のセミナーや
- 大学病院が行っている復職支援セミナー
など信頼できるセミナーがあります。
開催されている場所や施設を調べてみましょう。
通信制講座を利用する
なるべく外出せず、在宅で学習を行いたい方はこちらがお勧めです。
足を運ぶ必要はありませんし、復職支援を助けてくれる通信制講座が調べると出てきます。
自宅に送られてくる教材やオンライン動画での学習となります。
自分のペース、家庭の時間を優先できるならこのやり方がいいでしょう。
ナースセンターの「とどけるん」で学ぶ
現在、看護師は離職を行う際に「離職届」を提出しなくてはいけません。
その際に看護師の届け出サイト「とどけるん」にて看護師の復職支援の情報が見れるようになります。
独学で勉強する(webなどのシステムツールを利用して)
根気が必要ですが、看護協会などに掲載されている最新技術の動画は、今はアプリで国家試験問題を解いていける時代です。
なので自分で調べて、そのツールを利用して勉強していくことになります。
サイトは無限にあるため、最新かつ信憑性があるサイトを選びましょう。
看護師ブランク30年から復職するときに注意すること

いざ復職しようとあなたがやる気満々でも、注意しておきたいことがあります。
家族の協力、理解があるか
やはり家族の協力・理解がないといけません。
復職にあたり勉強していく訳ですから、勉強時間が必要となります。
家族には勉強時間が確保できるようお願いしてみましょう。
何よりブランクがあって仕事を行う訳ですから、相当きついです。
それを家族が受け入れてくれるかどうかも重要なところですね。
復職先には嘘は言わない
以前の職歴に対して嘘をつかないことです。
やはりブランクがあるため、入職すぐは全くできない自分に驚きと情けなさを感じる方も多いです。
「以前はこうだった」「こんなことをしていた」と嘘をついてしまうと自分のハードルを上げてしまうこともあります。
自分で自分の首を絞めていくことになりますので、絶対に行わないでくださいね。
今の看護技術に口出ししない
やはり今と昔は違います。
どれがベストなのか、医療現場はどんどんアップデートされていますので、それを理解する必要があります。
昔とやり方が違うなどは言い訳にしか過ぎませんし、昔のやり方で行ってしまうと医療ミスにつながることもあります。

一つ一つ確認してから看護技術を行うようにしましょう。
例えばですが、胃管カテーテル一つにしても、以前は空気注入確認を1人で行っていましたが、現在はどこの病院もダブルチェックしています。
死亡事故が起きてしまっているため、病院側もマニュアルを変更しているところが増えてきています。
医療ミスにつながらないよう自分自身もアップデートして現場に挑みましょう。
学ぶ姿勢を大切にして年齢が上だからと偉そうにしない
ブランク30年あるため、年齢も周りの人よりも上になることが多いです。
指導する側も「教えにくい・・・」と感じて

教えてもらいたいことも教えてもらえない・・・
などジレンマが生じてしまうケースも珍しくありません。
年齢が上でもフレッシュに新人さんの気持ちで現場に挑みましょう!

スタッフとは最初は敬語でお話していきましょう。
50代の看護師ブランク30年で病棟復帰は可能?おすすめな職場から受かる履歴書、勉強法、働き方のコツまで紹介のまとめ

50代でブランクが30年あっても職場によっては看護師として復職可能です。
30年のブランクをどう埋めるかがポイントとなってきます。
- 復職支援や就職支援を駆使して履歴書の書き方などアドバイスをもらうこと
- 最新の技術についていくために学習を行うこと
が看護師復帰のキーポイントとなります。
また無事に復職できる際には
- 家族の協力と理解を得られるようにする
- 医療現場に順応するために自身の看護技術はアップデートする
- フレッシュな新入職員の気持ちでいる
ことが重要です。
ブランクによる理由でなかなかできなかった復帰ですが、現在も看護師は必要とされています。
免許を取っておくだけだともったいないです!
支援サービスを使ってラフに復帰対策をしていきましょう。