胃カメラの検査のお仕事につきたいけれど、私にできるのかな?
内視鏡室って、どんなところなの?
そんな方に、ここでは、胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)につく看護師の給料や仕事内容をご紹介します。
更に、クリニックや病院探しのコツも合わせてご紹介していきます!
この記事を読めば、あなたのキャリアアップにつながりますよ。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)に向いている人と、おすすめじゃない人
胃カメラの検査は外来の診療とは異なり、検査や治療を専門的に行っている部門です。
この業務に携わるのに向いている人と、おすすめではない人の違いとは一体どんなものなのでしょうか?
以下にまとめました。
胃カメラ検査に向いている人はこんな人!
胃のカメラの検査では以下のようなことが行われているので、これらを学びたいと考えている方にはおすすめの現場です。
- 医師と一緒に治療や処置が行える!
- 専門的な知識がつく!
- 患者さんへ内視鏡検査に必要な看護技術の提供や説明ができるようになる!
詳しく解説していきますね。
医師と一緒に処置が行える
胃カメラ検査では、胃の内部を観察するのはもちろんのこと、検査中に治療や処置を行うことができます。
看護師は医師の指示のもとで検査の介助に入り、直接治療に携わることができるため、経験を積むことで、その技術が身につきます。
専門的な知識がつく
- 胃カメラの検査に必要な物品の準備や
- 内視鏡の管理
など、特殊な機械を扱うことから、専門的な知識が習得できます。
患者さんへ内視鏡検査に必要な看護技術の提供や説明ができるようになる
胃カメラの検査は、食事制限や薬の管理など、検査前から患者さんにとっては苦痛の大きいものとなります。
看護師は検査前から分かりやすく説明を行い、患者さんが安全に検査の当日を迎えられるようにサポートするのが重要です。
このため、検査が終了するまで様々な配慮が必要となります。
説明や誘導の仕方など、きめ細やかな患者さんへの関わりを学ぶことができます。
胃カメラ検査におすすめじゃない人はこんな人!
内視鏡室は、検査・治療を目的としていることから、時間をかけて信頼関係を築いていくことが難しいものです。
そのため、患者さんとの関わりを重視したいと希望されている看護師の方にとっては、物足りなさを感じてしまいます。
また、内視鏡室の中でも分担があります。
医師を直接介助する日もあれば、検査件数の多い医療機関では、その日一日、内視鏡の洗浄を担当することもあります。
専属で業務を行うことから、黙々と作業を行うのが苦手な方には、胃カメラ検査はおすすめできないポイントとなります。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)の給料はどれくらい?
内視鏡室の看護師として働くと、給料はどのくらいなのか気になりますよね?
それはずばり!20~25万円と、通常看護師として働くのと同じくらいの金額となります。
それはなぜかというと、内視鏡の業務は突発の検査以外は、完全予約制であり、処置や業務がルーチン化されていることから、残業がほぼないといったメリットがあるからです。
しかし、残業や夜勤がない分、手当として支給されるお金はありません。
例外に、内視鏡を専門として行っていて、年間の検査件数が圧倒的に多く、内視鏡自体の数もある病院やクリニックもあります。
そのような職場では30万円程度の給料を支給されるケースがあります。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は残業は多い?
胃カメラ検査は、残業などがあるのでしょうか…?
それは先ほどお伝えしたように、ほとんどありません!
なぜなら…
- 内視鏡業務はルーチン化されている
- 突発の検査を除いて、検査は、完全予約制で行われている
- 内視鏡専属の看護師や、分担制で業務を行っているため、自分の作業に集中ができる
こういった内視鏡室の特徴があることからです。
残業が少なく、自宅の事情で働く時間に制限のある方や、ママ看護師の方も多く働いています。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)があるクリニックや病院の探し方
給料や働き方が分かったところで、それでは一体内視鏡室で働けるクリニックや病院は、どんなところで探すとよいのでしょうか?
それは、看護師のお仕事紹介サイトなどに登録すると、あなたの条件に合わせて、専任の担当者がお仕事を紹介してくれます。
おすすめの転職サイトを3つご紹介しますね。
マイナビ看護師
日本最大級の看護師転職サイトなので、安心して登録できます。
病院やクリニックだけでなく、検診や一般企業など幅広い求人が掲載されているので、胃カメラで働きたいあなたにも最適な職場を探せるでしょう。
看護のお仕事
キャリアアドバイザーが病院や施設の訪問取材をこまめに行っているほど、働きやすさを重視した求人を掲載しています。
なので、求職者とのマッチングが叶いやすいんですね。
求人数もトップクラスですし、キャリアアドバイザーからは的確なアドバイスがもらえるので、転職初心者には特に安心な転職サイトです。
看護roo!
求人を探すだけなら、サイトへの登録は不要です。
ただ登録すれば
- 応募手続きや転職先への連絡を代わりにしてくれる
- 履歴書の添削や面接の練習をしてくれる
など、手厚いサポートが受けられます。
「転職するのに何をどうすれば良いかわからなくて不安…。」という人には、安心して利用できる転職サイトですね。
胃カメラ(内視鏡)の介助のコツを看護師が徹底解説
患者さんが胃カメラを楽に受けられるためには、看護師の介助がとても重要です。
以下に介助のコツを3つ、ポイントにしてまとめました!
患者さんのサポート
まずは、患者さんの不安や疑問を少しでも軽減させましょう。
胃カメラをスムーズに受けられるようにサポートすることが第一条件です。
いくら医師の技術が高く看護師のサポートが十分でも、患者さん自身が理解し検査に協力してもらえなければ、胃カメラの検査は上手くいきません。
医師のサポート
医師によって使用する物品や検査時間が異なり、その医師に合わせて準備を行わなくてはなりません。
大変で気を遣う部分ではありますが、医師がスムーズに検査を行えるのも、きちんとした準備があってのことです。
患者さんが安全に検査を受けられるために、医師にも万全の体勢が必要となります。
専門機器の把握と、胃の解剖の理解
始めは慣れない作業でも、マニュアル化された業務が多いため、徐々に作業にも慣れてきます。
胃カメラの検査の介助は、医師と呼吸を合わせて検査・処置を行うため、機械や検査についてしっかりと把握することが大切です。
また、胃の解剖を知ることで
- 治療や処置が必要な際の準備
- 患者さんへどの部分を観察しているかを伝えること
ができ、検査をよりスムーズに行えるようになります。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で働きたい!給料から仕事内容おすすめクリニック、病院探しのコツまとめ
- 胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で働くのにおすすめの人は
・医師の検査介助として直接治療に関わりたい
・特殊な機会を扱うことから専門知識を得たい
・内視鏡検査に必要な看護技術や説明能力をアップさせたい
- 胃カメラ検査で働くのにおすすめしない人は
・患者さんとの関りを重視したい
・黙々と作業するのが苦手
- 胃カメラ検査での看護師の給料は通常と同じ20~25万円
- 胃カメラ検査は残業がほとんどなく夜勤もないためママ看護師も多く働いている
- 胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で働きたいなら転職サイトを利用するのがおすすめ
- 胃カメラ検査での介助のコツは
・患者さんのサポートを徹底して検査進行をスムーズにさせる
・医師に合わせた準備で検査を万全体勢にする
・専門機器の把握と胃の解剖をしっかり理解する
いかがだったでしょうか?
胃カメラは、特殊な検査ではありますが、検査に加え治療にも関わることができます。
看護師としてのキャリアアップにもつながるおすすめのお仕事ですから、あなたもぜひチャレンジしてみてくださいね!