医者の彼氏と看護師の彼女という、誰もが憧れのカップル。
念願の恋が叶い付き合い初めて2年目にもなると、今度は将来のことも気になり始める頃ですね。
忙しい医者の彼氏は、結婚しても帰りが遅くて夕飯はバラバラになっちゃうのかな?
夜、一緒にゆっくりする時間なんてあるのかな?
子どもができても、夏休みや大きいお休みにどこかに出かけることなんてできるのかな?
たくさん一緒にやりたいことはあるけど、実際のところどうなんだろう?
そんな期待と不安を抱えた看護師に、実際に結婚している人の生活や悩みの解決策をご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、あなたの不安を少しでも取り除いてくださいね。
医者の彼氏と看護師彼女カップル(夫婦)の結婚生活あるある
まずは先輩夫婦たちが、どんな風に結婚生活を送っているのか知りたいですよね。
医者の彼氏と看護師の彼女が結婚して、夫婦になってからの「結婚あるある」を紹介していきます。
家事や子育てはほぼ彼女、奥さんの仕事
医師の仕事が忙しいのは、看護師ならば理解されていると思いますが、結婚後も忙しさは変わらないものです。
なので、家事や子育ては奥さんがメインでやらないといけません。
看護師は、いつも医者の近くで仕事をしていて、1番医師のことを理解しています。
自分の忙しさを1番理解してくれているのが看護師だから、医師は安心して結婚相手に看護師を選ぶ人も少なくありません。
そうなってくると、やはり家のことは、ほとんど女性の仕事になってしまいがちです。
お休みの日はもちろんありますが、休みでも職場から連絡がくることは珍しくありません。
診療科、病院ごとに差はありますが、担当患者に何かあれば必ず主治医に連絡を入れるので、休日でも医師は仕事から完全には離れられないところがあります。
子育てなど家のことをやりたいと思う夫もたくさんいますが、あまり時間を作れず、ほとんど奥さんがやることになります。
子どもの行事には参加できないことが多い
子どもが成長してくると、学校や習い事の行事が増えてきますが、医者の夫は参加できないことも多いです。
日曜祝日を休み希望にしている勤務医もいますが、休みの日でも急な呼び出しがあったり、学会の予定があったり、忙しいことが多いです。
それに、診療科によっては休日出勤や夜勤もあります。
開業医ですと、最近は土日診療の病院が増えているので、なかなか自分の都合で休診にすることもできず、子どもの行事に行けません。
かなり前から決まっている行事で「この行事だけは!」と狙ったものを、同僚に根回しして、やっと参加できる医者もいます。
ですが、ほとんどの行事は奥さん1人で行くことになるのは、やむを得ないです。
勤務医の場合、年収の割に出ていくお金が多くて共働きになる
勤務医の年収は1000万円程度であり、一般の会社員と比べると高収入です。
ですが、収入のわりに支出が多くて共働きをしているケースも多いです。
どのような支出があるのかを説明していきます。
税金
高所得だと所得税、住民税、社会保険料の額も大きくなってしまいます。
家族構成などの条件で変わってきますが、年収1000万円の人の手取り額は750万円程度となります。
収入の割に手取りが少なくなる1番の原因は税金です。
書籍費、学会費
一般の書籍と比べると医学書は高額なものが多く、1冊数万円するものもあります。
熱心に勉強する医師ほど多くの書籍を自腹で購入しており、医学書や学会誌の購入のために、年間数十万円単位費やしています。
また学会についても、国内の学会だけでなく海外でも行われており、熱心な医者ほど参加する学会も多く、参加費、旅費と費用がかさみます。
一部は職場で負担されることが多いですが、全てを職場の負担で済ませられる医師は少ないです。
交際費
職場の人間関係を良好にするための飲食に関する費用や、お中元、お歳暮、冠婚葬祭などの費用がかかります。
高所得者として、一般の会社員がかける額よりも高い金額でのやりとりが行われています。
教育費
一般の家庭よりも、子どもに高水準な教育を受けさせたいと考える医者は多く、その分一般家庭よりも教育費が多くかかります。
幼稚園から高校まで全て公立に通うと、塾費用も考慮して、およそ550万円かかる費用が、全て私立になると1800万円になると言われています。
また、大学で医学部に進学となると、国公立で350万円、私立で3000万円と、超高額となります。
開業医の場合、お金に不満をもつことはほとんどない
医者は全体的に高収入ですが、開業医だと3000万円以上の年収があり、特に多いと億単位の年収になる人もいます。
一般家庭とは比べ物にならない年収があるので、夫が開業医の場合は、お金に困ることはありません。
開業医の夫と一緒に働く奥さんも多く、看護師として働く人もいますし、他の看護師さんを雇って、自分は経営面のサポートに徹する人も多いです。
家での会話も医療の話になりがち
医者の夫と看護師の奥さんなので、お互い医療のことは分かっている者同士なので、家でも医療の話題が多くなりがちです。
もちろん守秘義務は守りながら話しますが、帰宅後に1日の出来事を話すとなると、医療の話になりますよね。
しかも、奥さんが色々分かってくれるとなると、気持ち良く医療の話題ができるので話が止まらない夫も多いようです。
医療ドラマを見ていると突っ込みどころが多すぎる
色々なジャンルのドラマがありますが、医療ドラマは人気ジャンルの1つなので、頻繁にありますね。
しかも、日本の医療ドラマは医者が主人公になるものが多いです。
自分の職場と似たようなシチュエーションなのに、「現実ではありえない!」というシーンも多くて、ついつい突っ込んでしますのです。
「もっと現実にあり得るドラマを作ってほしい」という声もたくさんあります。
ドラマならではの展開と分かっていても、突っ込みを入れたくなる気持ちは分かりますね。
看護師目線でも突っ込みたいところが多いから、お互いテレビ鑑賞を邪魔しない程度に突っ込み合うのも楽しそうですね。
医療ドラマの衣装や小物が気になる
医療ドラマの内容も見ますが、登場人物が身に着けている物にも注目が集まります。
白衣の着方がだらしない登場人物を見て、身だしなみに気を付けようと反面教師的に見ることもあれば、登場人物が身に着けている物に共感して同じものを購入する人もいます。
話題のドラマに関するグッズを医者がつけていたら、職場でのコミュニケーションにも良い影響を与えてくれそうですね。
結婚する夫婦も多いけど離婚するカップルも一定多数でいる
せっかく人気の医者と結婚できても、離婚してしまうケースも少なくありません。
医者の妻になると、収入は安定するので経済的には問題ないですが、夫が医者だからこその苦労も多くあります。
夫は激務で家のことをほとんどできないので、奥さんが1人でやらないといけません。
育児も、教育方針に口を出してくるけど、実際にやるのは妻の仕事です。
家事、育児を1人ではらなくてはいけないストレスと寂しさがあります。
それから、医者の妻としての役割もあります。
医者の夫をサポートし、必要な礼儀や作法を身に着け、夫の上司への対応を巧みにしなければなりません。
寂しさとストレスから離婚を選ぶカップルも一定多数でいるのです。
医者と結婚した看護師の悩みや心配事
みんなの憧れの医者と結婚した看護師は、理想的な結婚生活を送っていると羨ましがられますが、悩みや心配だってたくさんあります。
病院の飲み会での若いナースにやきもきする
多くの恋のライバルたちに勝って人気の医者の夫と結婚しても、女性たちの行動が気になりますよね。
医者は女性たちから人気なので、魅力的な人ほど周囲には若い看護師が集まってきます。
しかも、それが飲み会の場ともなると、お酒の勢いで普段よりフランクな態度で接する人も多くなります。
結婚しているのを知っていても、アプローチしてくる女性看護師だっているでしょう。
一般的に「男性は若い女性が好き」なんて言われていますし、気が気じゃないですよね。
人気者と結婚した妻の宿命だと思って、どんと構えているしかなさそうです。
病院の飲み会で医師が多く出す金額にモヤモヤする
どこの職場でも、飲み会の時には収入の多い上司や先輩が奢ったり、お金を多く支払うことが多いです。
特に医者ともなると、他の職員との収入差が大きいので、その分支払い額も多く求められがちです。
しかも、病棟ごとに飲み会は開催されるので、アチコチの飲み会に誘われると、支出は膨らみます。
いくら高収入だからといっても、家族のためにお金を使えるわけではないので、妻としてはモヤモヤします。
子育ての教育方針でもめる
医者は、子どもの頃から塾に通うなど熱心な教育を受けている人がほとんどです。
そのため、自分が受けてきた教育を、子どもにも同じように受けさせたいと考える夫が多いのです。
それに、医者のプライドから子どもには高水準の教育をしたいと考える人も多いです。
子どもが幼稚園に入る前から教育を詰め込もうとしたり、極端に早いと乳幼児の時から教育を始めようとする夫もいます。
母親としては、子どもの考えを尊重してあげたい気持ちもあり、夫婦で教育方針が違ってもめてしまうことは、しばしばあります。
子どもも医者に…というプレッシャーが強い
高収入で、いわゆる勝ち組になった医者なら、自分の子どもにも同じように勝ち組になって欲しいと願うのは自然なことです。
特に、開業医ともなると、自分の病院を子どもに継いでほしいと願う人が多く、子どもを医者にさせたがります。
医者になるためには大学で医学部に入らないといけません。
医学部に行くためには、小さい時から勉強をして学力をつける必要があります。
子ども本人が親の病院を継ぎたいと思い、自主的に勉強をしてくれるのならいいですが、違う仕事がしたいと願う子どもだって当然いるので、父子の対立に発展しかねません。
子どもを医者にさせたい夫の気持ちは分かりますが、子どもの気持ちも大切にしたいですし、妻として、母親として悩ましいところです。
医師の彼氏と看護師彼女の結婚生活をうまくいかせるコツ
せっかく素敵な医者の彼氏と付き合うことができたので、末永く幸せに暮らしていきたいと誰もが願います。
うまく結婚生活をおくるためのコツについてお伝えします。
結婚前から結婚後の子育て、お金、将来について話しておく
どのカップルでも結婚をする前に、結婚後の将来のことを話し合っておくのは良いことです。
夫が医者なのであれば、子育ての方針や金銭面については、是非話し合っておくべきです。
医者の仕事は激務なので、家事や育児の協力は求められないことは覚悟しておくべきです。
- 家の中のことはどこまで自分1人でできるのか
- 誰かの助けを借りることも検討するのか
- 子どもができたらどういう教育方針にするのか
- 勤務医として暮らすのか
- 開業をしたいのか
など将来設計について、しっかり話合いをしておきましょう。
価値観が合わない、年収だけを求めているのであれば医師は向かない
常に女性が結婚したい職業の上位にランクインする医者ですが、実際に結婚すると良いことばかりではありません。
勤務医でも開業医でも、医者は高収入なので、金銭的な満足はできるでしょう。
確かに、生活していくためには、お金はとっても大事です。
ですが、いくらお金があっても、それだけではダメなこともたくさんありますよね。
あまりにも生活に求める理想が違うのであれば、結婚生活を長く続かせるのは難しいでしょう。
結婚に踏み切るか、慎重に考える必要がありそうです。
医者の彼氏と看護師彼女の結婚生活あるあると悩みや心配事のまとめ
◇医者の彼氏と看護師彼女カップル(夫婦)の結婚生活あるある
- 家事や子育てはほぼ彼女、奥さんの仕事
- 子どもの行事には参加できないことが多い
- 勤務医の場合、年収の割に出ていくお金が多くて共働きになる
- 開業医の場合、お金に不満をもつことはほとんどない
- 家での会話も医療の話になりがち
- 医療ドラマを見ていると突っ込みどころが多すぎる
- 医療ドラマの衣装や小物が気になる
- 結婚する夫婦も多いけど離婚するカップルも一定多数でいる
◇医者と結婚した看護師の悩みや心配事
- 病院の飲み会での若いナースにやきもきする
- 病院の飲み会で医師が多く出す金額にモヤモヤする
- 子育ての教育方針でもめる
- 子どもも医者に…というプレッシャーが強い
◇医師の彼氏と看護師彼女の結婚生活をうまくいかせるコツ
- 結婚前から結婚後の子育て、お金、将来について話しておく
- 価値観が合わない、年収だけを求めているのであれば医師は向かない
憧れの医者の彼氏との結婚生活ですが「人生全てバラ色!」にするのは難しく、良いこともあれば悪いこともあります。
結婚前から確認できることは2人で話し合い、末長い幸せを手に入れてください。
実際の夫婦のあるある話も参考にはなるけど、悩みは人それぞれです。
友達にも親にも相談できないし、1人で悩みを抱えてしまっていませんか?
そんなときは、電話でできる恋愛相談もあるので、利用してみてくださいね。