訪問入浴に興味があるけれど、初めての派遣で分からないことが多く不安が大きい方も多いと思います。
また、訪問入浴の際は看護師が一人なので

何かあった時に自分一人で大丈夫かな
と考えてしり込みしてしまう方も多いと思います。
そこで、今回は派遣看護師として訪問入浴で働く際にあらかじめ知っておきたい基本的な情報をお伝えしていきます。
この記事のポイント
- 派遣看護師として訪問入浴で働く際の仕事内容
- 給料
- 必要な経験年数やスキル
- 派遣看護師として訪問入浴で働くメリット・デメリット
これを読めば、あなたの不安が払拭されるはず!
ぜひ参考にして、派遣看護師として訪問入浴にチャレンジしてみてくださいね。
派遣看護師として訪問入浴で働くには?働き方を紹介

派遣看護師として働くには、事前準備が必要です。
派遣会社に登録して契約を結ぶ
まずは派遣会社に登録しましょう。
あらかじめ派遣会社に訪問入浴の仕事をしたいと伝えておくのがおすすめです。
訪問入浴の仕事の依頼が事業所から入ったときに派遣会社から仕事を紹介してもらえますよ。
派遣看護師が働く方法は3つ!
派遣看護師として働くといっても、実は派遣には種類があるんです。
あなたの生活スタイルに合った働き方を選べますよ。
スポット型の単発派遣
文字通り、1日からの単発で業務することが可能です。
同じ事業所であなたの希望にあわせて単発で何度も働くことも可能ですし、多くの事業所で働いてみることも可能です。
紹介予定の派遣
紹介予定派遣とは、派遣社員として一定期間働き、あなたと事業所の双方が合意した場合にその事業所の正社員として直接雇用される制度です。
期間は最長で6か月となります。
常勤として働く形の派遣
派遣社員として事業所に登録して働きます。
派遣社員なので、正社員やパートと異なり2~3か月ごとに契約更新が必要で、最長で3年間働くことができます。
派遣看護師とし訪問入浴で働くときの仕事内容と給料

派遣の仕組みがわかったら、いよいよ気になる訪問入浴の仕事内容と給料ですね。
派遣看護師と常勤看護師では違いがあるのでしょうか。
早速見ていきましょう。
訪問入浴の基本的な仕事内容
看護師とオペレーター(運転手)、ヘルパーの3名で1組となります。
簡易浴槽を持参して、入浴が困難な方のご自宅へ伺い入浴介助を行います。
対象となるのはご自宅での入浴が困難な高齢者が多いですが、若い方でも麻痺があり、自力入浴が難しい方は訪問入浴の対象となります。
訪問入浴の1日のスケジュール
- 事業所で着替えたのち、必要な物品の確認をして、朝礼で全体の注意事項の申し送りを受けます。
派遣看護師で初めて伺う利用者様については移動中にオペレーターから情報収集します。
- 利用者様のお宅についたらオペレーターが浴槽の用意をしている間にバイタル測定を行い、異常がなければ入浴となります。
衣服の着脱や洗体・洗髪のほか、入浴中にシーツ交換を行う場合もあります。
- 入浴後は必要な処置介入をし、オペレーターが片付けをしているうちに再度バイタル測定をして異常の有無を確認します。
異常がなければそこで訪問終了です。
- 次のお宅への移動中に看護記録としてバイタルや経過、入浴時間を記録します。
- 全てのお宅への訪問が終了したら事業所に戻り、使った機材を片付けて記録を仕上げて終了です。
訪問入浴の仕事の常勤と派遣の仕事内容の違い
訪問入浴時の仕事の内容に違いはありません。
ただし、事業所によっては利用者様の誕生日にバースデーカードをお渡ししているところもあり、常勤の場合は訪問に出ていない時間にカードの作成など入浴以外のサービス提供の準備をしていることもあります。
訪問入浴の仕事の常勤と派遣の給料の違い
常勤の場合、月収の多くは25~30万円ほどです。
日勤のみなので、他の看護業務に比べると給料は安めとなります。
また、派遣の場合は時給制で1600~2000円が相場です。
1日に5~8件回ることが多く、おおむね1件1時間なので、日給は1万円前後となります。
派遣看護師として訪問入浴で働くのに必要なスキルや経験年数

訪問入浴では、病棟看護や通常の訪問看護とは違う特別なスキルが求められるのでしょうか。
気になる経験年数もお伝えします。
訪問入浴の仕事で働くのに必要なスキル
バイタル測定の結果や全身状態から、入浴の可否を検討できる判断力が求められます。
また、ご自宅に伺っての仕事のため、利用者様とご家族の信頼を得られるよう、コミュニケーションスキルが求められます。
訪問入浴の仕事で働くのに必要な経験年数
具体的に臨床経験何年以上が必須、ということはありません。
訪問入浴は居宅介護サービスの一環です。
介護の分野に含まれるため、看護師には基本的に健康状態の確認以上の医療行為が認められていないのです。

看護処置がほぼないので、臨床経験が浅くても就業できます。
派遣看護師として訪問入浴で働くときに勉強しておきたいこと

対象となるのは高齢者や麻痺のある若い方です。
なので、高齢者の特徴や麻痺のある方の着脱の介助について勉強しておくことが必要になります。
派遣看護師として訪問入浴で働くときの服装や持ち物

多くの場合、訪問入浴の際は看護師も白衣やスクラブで働くことはありません。
動きやすい服装で仕事をします。
事業所によっては上下会社のユニフォームを貸し出しているところや、上だけ事業所名入りのポロシャツを着用する場合もあります。
いずれにしても、利用者様のお宅にお邪魔して仕事をするのでジーンズやジャージ、Tシャツなどのラフすぎる服装は禁止です。
持ち物は記録記載のための筆記用具とバイタル測定用の秒針付きの時計が必須になります。
また、かなり汗をかくのでタオルと水分を用意しておいた方がいいでしょう。
そして、1日入浴車での移動となるので、昼食を持参してください。
派遣看護師として訪問入浴で働くメリット

求人が多いので、自分のスケジュールにあわせて空いている日に単発で1日からでも働きやすいのが大きなメリットです。
給与もいいため、副収入を得ることも期待できます。

看護処置がほぼないので、ブランクからの復帰に始めてみるのもいいでしょう。
派遣看護師として訪問入浴で働くデメリット

浴槽の移動や入浴が困難な方のトランスが多いので、基本的には力仕事が多くなります。
体力が求められる仕事なので、持病に腰痛がある方は難しいかもしれません。
訪問入浴の派遣に強い看護師転職サイト

現在はたくさんの看護師転職サイトがありますが、おすすめなのはメディカルコンシェルジュです。
メディカルコンシェルジュは全国展開されており、他のサイトとは比較にならないほど豊富な求人の紹介をしています。
訪問入浴だけでも多くの事業所を紹介することができるので
- あなたの自宅から近い事業所を探すことも可能
- 一度働いてみて合わなかった場合他の事業所を改めて紹介してもらうこともできる
というメリットがあります。
派遣看護師が訪問入浴で働くには?仕事内容や給料と経験年数やスキルからメリットデメリットを紹介のまとめ

- 自宅での入浴が困難な利用者様のお宅に伺い入浴介助を行う
- 主な仕事はバイタル測定をした上での入浴可否の判断と入浴後の処置
- 医療行為は禁止
- 給料は時給1600~2000円ほど
- 求められる経験年数がなく経験が浅くてもブランクが長くても就業可能
- 求められるスキルはその日のバイタルと全身状態から入浴可否を検討できる判断力とコミュニケーション能力
- メリットは空いた時間に1日からの単発で働けること
- デメリットは体力が求められる力仕事なので腰痛などの持病がある場合には就業が難しいこと
- 看護師転職サイトメディカルコンシェルジュで訪問入浴の求人を紹介してもらうのがおすすめ
以上のように、訪問入浴は体力的・身体的な不安要素がなければ幅広い看護師が就業可能な仕事です。
特に、派遣という働き方を選択することで自由度が高まり、自分に合った環境で自分に合ったスケジュールで働くことが可能です。
メディカルコンシェルジュは豊富な求人を取りそろえた、訪問入浴の派遣に強い求人サイトなので、メディカルコンシェルジュで、ぜひあなたに合った働き方を探してみてくださいね。