子供好きな方や家庭と両立して働きたい方にとって、保育園看護師は夜勤もないので魅力的ですよね。
ところが、せっかく憧れの保育園看護師としての就業が決まったにもかかわらず、具体的に何を準備したらいいかわからなくて悩んでいたり困ったりしている方はいませんか。
今回は保育園看護師の必需品に特化してご紹介していきます。
せっかくのあなたの保育園看護師としての第一歩を充実したものにするためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
不安要素が減って、安心して働けますよ。
保育園看護師が日常使いに必要な持ち物

保育園看護師は通常看護業務のみを行うことはありません。
むしろ保育士と一緒に保育にあたる時間の方が長いと言えるでしょう。
ですから、日常の勤務に必要になる持ち物も必然的に保育士の必需品に近いものになります。
ですが、保育士が何を持って仕事をしているのかは保育園看護師の経験がないとなかなかわかりませんよね。
ですから、ここで一緒に見ていきましょう。
訂正印つきの印鑑
保育園の書類は連絡帳を筆頭にほぼ手書きなので、印鑑は必需品です。

手書きなので、訂正印もあると便利ですよ。
ふせん
保育園看護師は土日祝休みのことが多いので、忘れてしまうと困ることをメモしておきましょう。
保育士への確認事項やメモを記載するのにも便利です。
ほけんだより用の本
保育園のほけんだよりを作成するのは看護師の仕事になります。
内容の作成自体はできても、「保育園児のご両親にあてたお便り」ということでかわいいイラストもいれなければなりません。
保育園看護師をはじめたばかりの方には意外と難しいのがこの仕事です。
ところが、そんな悩める看護師の心強い味方として「ほけんだよりをつくる本」というものが出版されています。
CD-ROMからダウンロードするだけで完成しますから、お手軽ですし、内容的にもかなりほけんの勉強になりますよ。
筆記用具・メモ帳
病棟での勤務の時と同様、筆記用具とメモ帳は必須です。
ただし、保育園では子供の誤飲防止のためにペンはキャップ式のモノではなく、ノック式を選ぶようにしましょう。
はさみ・のり
保育園で使用するはさみはあくまでも文房具としてですが、子供をけがさせてしまってはいけないので、刃先が丸くキャップのあるものを使いましょう。
のりにはさまざまな種類がありますよね。
保育士さんに聞いてみたところ、業務によって使い分けられると便利でいいそうです。
また、詰め替えが可能なものは繰り返し使用できるので便利のようです。
指サック
ほけんだよりの作成を始め、保育園では意外と事務仕事が多いのが実情です。
紙で指先の油分がとられてしまうので、指サックはあると便利ですよ。
コンパスカッター
カッターがついたコンパスのことで、コンパスで丸を描く作業と、線の通りに切り取る作業が一度にできる優れものです。
かわいいスタンプ・シール
連絡帳に貼ったり、ごほうびにあげたりすることができます。

子供たちも喜んでくれて、距離を縮めるお助けグッズになってくれますよ。
保育園看護師がお散歩のときに必需品な持ち物

保育園看護師は、日常的にお散歩に一緒に行くことがあります。
そこでの必需品もチェックしておきましょう。
日焼け止め
「保育園看護師だから必須」というわけではありませんが、毎日お散歩に行くのでやっぱり女性として日焼け対策はしておきたいですよね。
お散歩中の塗り直しはできないので、長時間効果が続くものがいいでしょう。
ハンカチ・首にかけられるタオル
ハンカチやタオルは乾きやすい素材ものを用意しましょう。
大きさも大小さまざまなものがあるとケガの応急処置や保冷剤を包む場合にも使えて便利です。
おむつ替えの際や濡れた子供を拭く際にも使えますよ。
帽子・アームカバー・羽織れる衣類
熱中症や日焼け止め対策としてはもちろん、冬は防寒にも使えます。
夏は通気性がよい素材、冬は保温性の高い素材を選びましょう。
また、状況によって1枚羽織れる衣類があると便利です。
脱ぎ着しやすいものを1枚用意しておきましょう。
リュック
子どもとしっかりかかわる上で、お散歩の際は両手をあけておけるリュックは必需品です。
大きめのサイズで、仕切りつきのタイプやポケットが多いものだと、必要なものをすぐに取り出せて便利ですよ。
汚れてしまうことが多いので、丸洗いできるメッシュ素材だと衛生面を考慮しても安心です。
ティッシュ類
鼻水やよだれを拭うときやケガの応急処置などに使えます。
ハンカチやタオルを使い回すよりも衛生的なので、ティッシュ類は持ち歩きましょう。

水がない場合に備えて、ポケットティッシュだけでなくウェットティッシュもあるといざと言う時に役に立ちますよ。
ビニール袋
外遊びの際のゴミや、汚物の持ち帰りに使います。
子供が集めた花や木の実などを持ち帰る際にも利用できるので、ぜひ用意しておいてくださいね。
救急セット
保育園看護師としてぜひ持ち歩いてほしい必需品です。
子供の急な発熱やケガの応急処置用に、消毒液やガーゼなどを常備しておいてください。
市販の救急セット一式もおすすめです。
ビニール手袋
救急セットと一緒にしておいてもいいのですが、ケガの処置に限らず、汚物の処理にも使えます。
必ず手が洗えるわけではないので、ビニール手袋も多めにあると安心ですよ。
保育園看護師の服装で必需品

続いて、保育園看護師の服装についてみていきましょう。
保育園看護師の服装というと、≪かわいくて動きやすいもの≫というイメージを持たれる方が多いと思いますし、私もそうでした。
ところが、キャラクターものが禁止だったり、ジャージが禁止だったりする園もあります。
キャラクターものは子供の想像力を育てることの妨げになるためで、ジャージはご家族にだらしない印象を与えてしまうためだそうです。
もちろん、キャラクターものもジャージもOKな園もあります。
このように、服装については園の考え方によって異なることがありますので、詳細は園に確認することが必要です。
そこでどこの園でも共通して言える、看護師目線で考えた必需品をご紹介します。
Tシャツ(ロンT)
シンプルなものがベストです。
ボタンやビーズなどの誤飲の予防にもなりますし、ご家族や保育士に与える印象もいいです。
またフードは子供が引っ張る可能性があるので、ついていないトップスがおすすめです。
パンツ
ストレッチ素材でウエストがゴムのものが動きやすくてベストです。
ジーンズは丈夫なので破れなくていいのですが、園で禁止している場合もありますので、確認してみてくださいね。
靴
たくさん動くので、もちろんスニーカータイプがベストです。
子供がかけだしてしまったときにすぐに対応できるように手を使わないで脱ぎ履きできる靴が理想です。
園によっては室内履きが必要なところと、室内は靴下のみで過ごす所があるようなので、室内履きが必要かどうかは確認してみてくださいね。
エプロン
肩紐部分の幅が広く、サイドをボタンで留める”チュニックタイプ”がベストです。
肩紐が幅広いことでたくさん動いても着崩れることなく安定して着られますよ。
エプロンも誤飲予防の観点から胸元にボタンやビーズの飾りがついているものは避けましょう。

また、明るい色あいで花柄や鳥のようなナチュラルなデザインだと、子供も喜んでくれることが多いようです。
ところが、たくさん動くのであまり長いと邪魔になってしまいます。
そこで、お尻よりも長くて膝よりは短いくらいの長さだとちょうどいいです。
大きなポケットが2つ以上ついていると便利ですよ。
素材的には何度も洗えて、しわになりにくい物がおすすめです。
毎日洗濯して毎日アイロンをかけるのは大変ですよね。
ですから、しわになりにくく、丈夫な綿+ポリエステル素材のものがおすすめです。

5枚あれば毎日変えられるので安心ですね。
保育園看護師の必需品な持ち物は?日常使いするものからお散歩グッズまでのまとめ

今回は保育園看護師として働く上で必需品となる持ち物についてまとめました。
- 保育業務が長いため保育士の持ち物に近いものが必需品
- 救急セットは保育園看護師の必需品
- 「ほけんだより」用の本を1冊持っておくと便利
- 服装は園によって規定が違うので要確認
保育園看護師の特性上、必需品を選択する上では
- 子供にとって危なくないか
- 効率的に仕事ができるか
- 清潔が保持できるか
- ご家族や周囲の保育士に悪い印象を与えないか
を意識しましょう。
これらの点に注意して必需品をそろえ、楽しい保育園看護師ライフを始めてくださいね。
ご参考になれば幸いです。