看護師の結婚が決まったら?師長への報告タイミングから報告内容

結婚が決まると、幸せな気持ちでいっぱいになりますよね。

さて上司へ報告しなければ…でも誰から?いつ報告しよう?と悩む人はきっと少なくないと思います。

結婚が決まると実は必要な手続きがたくさんあるので、早めの報告がカギとなります。

看護師の方は、ぜひこの記事を読んで、さっそく結婚報告の準備(師長への報告タイミングから報告内容)を進めてくださいね。

目次

看護師の結婚が決まったら誰から報告する?師長から?先輩から?

結婚が決まったら、仲の良い同期や先輩に話したくなりますよね。でもそこはぐっと我慢です。職場への報告はまず師長にするのが鉄則です。

もし先に他のスタッフに話していたら、自分が報告するより先に聞いていたスタッフから師長の耳に入ってしまうことも…。師長からすると「なんで先に私じゃないの?」と思うでしょう。職場ではまず師長、それから他のスタッフに報告するようにしましょう。

看護師の結婚を伝えるときに良い時期はいつ?

一般的には3か月以上前に報告するのが基本となっていますが、結婚を機に退職を考えている場合はできるだけ早いほうがいいでしょう。しかし、あまりに早く報告しその後結婚が破綻…なんてことも中にはあるので、早くても半年前に報告するのがベターです。

また退職を考えていない場合でも、看護師は人手不足な職場であることが多くシフト調整が難しいため、遅くとも4か月前に報告しましょう。

看護師の結婚報告を師長に伝えるタイミングはいつがいい?

いざ結婚報告をしようと思っても、じゃあいつがいいのかと悩む人も多いと思います。タイミングを間違えると自分のイメージダウンにもつながりかねません。次の3つのポイントを押さえてタイミングを計るといいですよ。

師長の機嫌がいいとき

これは言わずもがな、ですね。師長がご機嫌ナナメな時にわざわざ報告しても、ダメージを受けるのは自分自身になります。まずは師長の機嫌のいいときにしましょう。

仕事終わりの直前で落ち着いているとき

しかしいくら師長の機嫌がよくても、業務が繁忙な時間帯に報告するのはNGです。プライベートな報告になるので、できる限り業務終了間際、もしくは業務終了後の落ち着いているときにしましょう。

自分や周りの業務も落ち着いているとき

また自分が落ち着いているときでも、周りが忙しいときはやめておく方がベターです。例えば急変対応や緊急入院でばたばたしながら日勤帯が終わった時であれば、自分の業務が終わっていてもまだ周りはばたついていることもあるでしょう。そういう日は避けて、自分も周りも落ち着いている日がベストです。

看護師の結婚を伝えるときに話す内容は?

では具体的に何を報告すればいいのでしょうか。実は結婚することで、師長が気にすることはたくさんあります。結婚することで何が変わるのか、こちらからどのようなことをお願いしたいのかも含めて報告することが大切です。次の点を押さえて報告しましょう。

結婚するという結婚報告

結婚が決まったことを報告し、入籍時期も伝えましょう。

結婚式の予定

結婚式の予定はあるのか、師長は招待したいのかも報告しましょう。未定の場合はその旨を伝えます。他に長期休みを希望しているスタッフがいることもあるので、スケジュールは師長が気にする点になります。

結婚式に師長を招待するかどうか

師長など管理職は先のスケジュールも決まっていたりするため、あらかじめ招待するかしないかは伝えるのがいいでしょう。また結婚式で主賓や挨拶をお願いしたい場合はそのことも早めに依頼しましょう。相手も心づもりしておきたいことになるので、ギリギリにお願いすることのないようにしておきたいですね。

また結婚式に招待しない場合も、結婚報告とともに伝えましょう。親族だけで執り行う、海外で執り行うなど理由も併せて伝えると「なんで招待されないんだろう」ともやもやされずに済むので、理由も伝えましょうね。

妊娠の有無

現在妊娠しているとなると、そちらも早めに報告しておくべき事項になります。妊娠していなければ、わざわざ「妊娠はしていません」と伝える必要はないと思いますが、妊娠している場合はそちらも忘れず報告するようにしましょう。いつから産休に入るのか、つわりで休みそうなのかなどシフトに大きく関係する点になるのでとても重要です。

結婚式のあとの休暇をとるかどうか

ハネムーンなどで結婚休暇をとるか、結婚式あたりに何日休みが欲しいのかはざっくりでも決めて報告しておく方が、師長も予定を立てやすくていいでしょう。

結婚後に働き方の変化があるかどうか

実は、結婚報告を聞いたときに師長が一番気にする点はここになります。結婚後も現在と変わらない体制で働くのか、扶養内になるのか、パートに変わるのか、夜勤は減らしてほしいのかなど、結婚が決まったら働き方も考えて報告しましょう。

看護師の結婚を報告せず働くと法律違反?

結婚はおめでたく幸せなこと。でも女社会の看護師の職場では、あまりいい顔をされないということもあるでしょう。「できる限り隠していたい…」と思っている人もいるのでは。「結婚報告をしないと法律違反で罰せられる!」なんてことはありません。

しかし、報告しないままだとお金の面で損をしたり、中には退職させられたりすることにもなりえます。具体的に見てみましょう。

配偶者控除

日本では、一定の配偶者がいる場合に認められる税金の控除制度があります。この制度を利用するには会社に提出する年末調整の書類に記入する必要があり、結婚後の苗字で提出する必要があります。しかし、旧姓のままで提出してしまうと戸籍の苗字と異なるため、納税できていないことになり、税務署から催促状が届きます。またそのままにしておくと、将来配偶者が受け取れる遺族年金が受け取れないこともありえます。

懲戒処分

職場によりますが、就業規則に「家族に変更がある場合は届け出ること」と記載されていることがあります。もし届け出をしていなければ、就業規則違反となり懲戒処分になる可能性があるのです。

看護師が結婚を伝えてないのに結婚したのがバレるのはどんなとき?

結婚報告をしないと損してしまうとわかりましたが、「それでも隠したい!でもバレてしまう?」と不安な人もいるでしょう。実際に結婚したことがバレるのはいつなのでしょうか。

給料の口座名義が変わっている

結婚し苗字が変わると口座名義を変更します。給与を振り込む際にこのように口座名義が変更されていれば、職場に氏名が変わったことがバレます。職場の給与係から氏名が変更されたか確認されることになるでしょう。

年末調整のとき

もし結婚で苗字が変わっていなかったとしても、必ずバレるのがここです。年末調整の書類には記入欄に、配偶者の有無を選ぶ項目があります。もしここで無しを選択したとすると、虚偽の申告をしたことになります。

また、無しを選択した時点で配偶者控除も受けられないことになります。配偶者控除を受けるためには有りを選択することになり、ここでバレることになるのです。

それでもやっぱり、結婚したことを職場の上司や同僚には知られたくないという方は、職場では旧姓のまま働くこととし、人事課や総務課には報告をして必要な届け出は行いましょう。その際「結婚したことは、自分の部署には秘密にしておきたい」と伝えておくのも一つの手段です。ですが、結婚したことをずっと隠し通し続けながら働くのは大変です。できる限り報告する方がいいですね。

まとめ

看護師が結婚すると決まった時は、

入籍の半年~4か月前までに

師長の機嫌がよく落ち着いた時に

結婚式の予定や結婚後の働き方について

報告することが大切ということになります。

どうか職場のみなさんにも祝福され、すてきな結婚生活になりますように♪

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