
旦那、医者なんです。
と言われれば、つい

すごいですね
と言ってしまいませんか?
結婚したいランキング、常に上位の医者。
経済的にも余裕があり、社会的にも認められた職業で、頭も良くて人のために働いている。
そりゃあ、羨ましいです。
そんな理由からも、医者の妻は勝ち組と言われるでしょう。
この記事のポイント
・医者の妻が勝ち組と言われる具体的な理由
・勝ち組と言われる医者妻の本音
ぜひ最後まで読んで、医者の妻の実情を知ってくださいね。
医者の妻は勝ち組といわれる理由

なんとなく勝ち組のイメージがある医者の妻ですが、具体的にはどんな要素があるのでしょうか。
収入が多い
一般職種と言われる人たちの平均年収は約400万円です。
2019年、厚生労働省が発表している調査によると、医者の平均年収は約1600万円。
(男女差、勤務医、開業医でも差がありますが、こちらはまた後で説明します。)
全国の給料が多い企業ランキングでいうところの、25位内の企業と同レベルの水準となるので、多い方だと言えるでしょう。
ただし年齢による差はかなり大きいところがあり
- 20代で700万
- 30代で1000万円を超え
- 1番高額なのが50代で1600〜1700万円
となります。
50代をピークに下がって行きますが、70代でも1200万円台を平均としています。
とはいえ、研修医を卒業できれば20代でも700万円前後あるのには驚きですよね。
専業主婦で趣味や好きなことで暮らしていける
これだけの収入があれば、身の丈に合わない豪華な生活をしていない限りは、専業主婦でも問題ないでしょう。
- 趣味に打ち込んで家でワークショップをする
- 複数の習い事
- 美容に気を遣ってエステなどに定期的に行く
なんて事もできるでしょう。
食材もオーガニックなど、こだわった食材を当たり前のように使う事だってできます。
実際、会員制のお高いスーパーが毎日の買い物の場という人もいます。
羨ましい限りです…。
ママ友カーストでマウントとれる
旦那である医者のコミュニティでは医者妻の会なんてものもあるところもあるらしい(笑)ですが、少ないです。
子供に関しては幼稚園からお受験する人たちも多いですが、一般の人と同じように生活している人もいます。
そう言った時、ママ友内でもしカースト制が存在するのならば、医者妻は優位に立てます。
持っているもの、習い事などにおいて、ワンランク上のものを選ぶことが可能だからです。
高級私立だと、旦那のランクにもよると思いますが。
ちなみに、いくら医者妻が勝ち組だと思っていてもマウントを取ってくるような人は私は苦手です。
医師の妻になったら将来は安泰で玉の輿で勝ち組になれるわけではない理由

一言に医者と言っても
- 勤務医か開業医か
- 年齢(経験年数)
- 専攻している科
によっても差がありますし、それぞれにメリットデメリットがあります。
ちなみに、女性はどうしても出産育児で現場を離れるタイミングがあるため、男性よりも平均年収は200万円ほど少なめです。
医者の妻でも開業医と勤務医の妻では収入に差がある
開業医の平均年収と勤務医の平均年収には、かなり差があるんです。
医者としての平均年収は、前述した通り1600万円です。
でも平均年収はあくまでも平均です。
- 住んでいる地域
- 勤務状況
- 生活水準
でかなりの差がありますので、一概に「医者と結婚=優雅で余裕がある」とも言い切れません。
しかし、開業医の平均となると、なんと2800万円代になります。
ただし
- 病院(企業)に勤めており安定した収入と補償があるサラリーマン勤務医
- 自己経営となる開業医
この2つでは、それぞれリスクが異なることへの理解が必要です。
開業医の妻と勤務医の妻の生活の違い
開業医と勤務医だけでも平均年収に差があると、妻の生活にも違いが出てきそうですよね。
具体的に見ていきましょう。
開業医の妻の生活
開業医であれば、そのクリニックの方針にもよりますが、妻方経営に関わる場合と、一切関与しない場合があります。
関与しない場合は、サラリーマンと同じような感覚で、旦那が給料を稼いでくる的な感覚でいいかもしれません。
でも最近のコロナ禍で患者数が減ったりというような収益減少などにより、経営が難しくなっている医院もあるほどです。
そして、妻が経営に関わる場合は、自営業になるので経営の能力が必要です。
さらに、どう言った立ち位置でもスタッフへの気配りが大切です。
看護師は女の世界ですので、気配りも必要ですが、あまり立ち入りすぎるのも確執を生む原因に。
難しいところです(笑)。
実際に、妻がでしゃばりすぎて専門職である看護師から不満が出ている場合もあります。
経営に問題がない限りは、勤務医よりは時間的制約が少ないので、家事育児の分担や家族の時間を持ちやすいでしょう。
勤務医の妻の生活
基本的に夫は朝から夜まで病院に居て、むしろ家での時間が少なくなりがちです。
そのため、家事育児を一手に担う必要があります。
子供がまだいなければ自由時間も多く働いたり出来るかもしれませんが、子供がいるとワンオペ育児となる可能性が高いでしょう。
開業医とは違い、命のやりとりがされている現場にいる旦那のフォローが必要です。
精神的フォローももちろんですが、医者は替がききません。
体調を崩さないように食生活などにも気を使い、身体的なメンテナンスも妻の役割と言えるでしょう。
激務で倒れてしまった医者も見たことがあります。
しかし、開業医より給料が少なくても勤務医としている医師がいるからこそ、私たちが安心して手術に臨めるのです。
また、勤務医は最先端の治療や研究などに携わっている場合が多く、勤勉で志が高い人たちが多いです。
妻として、肩書きだけではなく人間的にも尊敬できる人たちですね。
医師の妻は収入だけでなく周囲のプレッシャーで辛く大変なことも多いので理想と現実のギャップがある

年収のことだけを聞くと、裕福で勝ち組という気もします。
でも激務である医者ならば
- 家事育児はすべて自分になる
- 命の現場にいる医者としての精神的なサポート
- 開業医であれば経営上の事
- 跡取りなどの子どもへの義両親や親族からのプレッシャー
といった、表面的には分からない悩みも多くあるのです。
金銭的な面だけではなく、多方面から理想と現実のギャップがある事を知っておきましょう。
医師の妻は人生の勝ち組⁉玉の輿でうらやましいと言われる理由と本音のまとめ

いかがでしたか?
- 医者の平均年収が勤務医で1600万円
- 年収が多くても生活の仕方によってはさほど優雅にならない場合もある
- 開業医で平均2800万円だが経営倒産のリスクあり
- スタッフ看護師との確執に注意
- 医者としての旦那の精神対的・身体的サポートが必須
- ワンオペ育児になったり社会的なプレッシャーがある
年齢とともに平均年収が上がっていくとはいえ、医者の妻は優雅だと初めから思い込んで生活していると

こんなはずではなかった
となってしまう可能性もあります。
医師の妻が羨ましいと言いたくなる事以外にも、実は大変な面もあることを知っておきましょう。