医者の妻は医療事務が必要なの?夫をサポートできる資格を3つご紹介

みなさん、医者の妻として、夫のために何かサポートをしたいと考えていますか?

1番に思い当たるのが医療事務という資格です。

病院の経営に全く携わっていない妻もいれば、何かしらのサポートをしている妻もいます。

この記事のポイント

・医者の妻は医療事務が必要なのか
・医者の妻として夫をサポートできる資格3つ

最後まで読んで、医者の妻として夫をどうサポートできるか考えてみてくださいね。

目次

医者の妻には医療事務資格は必要ではないけどあった方がいい

医療事務は正式な国家資格ではありません。

なので、無資格で全く知識がない状態からも、基本を覚えていけば業務を行うことはできます。

しかし、病院の事務という特殊性からも医療事務は専門性が高い内容が多いです。

必須ではないですが、患者さんからの様々な質問や要望に応えるためにも、知識はあった方が良いですね。

業務に携わるのであれば妻として資格取得はしておいた方が無難です。

医療事務の資格ってどんな資格?

医療事務とは、病院やクリニックでの診療報酬請求業務をメインとした仕事です。

受付、会計業務なども含まれます。

病院に来たらまず受付をしますので、ある意味医者とは違う意味での病院の顔と言えるでしょう。

病院の会計はレセプトと呼ばれる診療報酬のシステムでかかった費用を計算をします。

1割から3割の会計を患者さんから支払ってもらい、残りは国からお金をもらいます。

その計算をするのが、医療事務です。

医療事務の資格が役に立つ場面

レセプトによる計算だけではありません。

たくさんの疾患や治療方法があり、更には国が定めた保険や制度、介護保険等への対応もあります。

受付にいると患者さんから、様々な質問が寄せられます。

信頼を失わないためにも、それにしっかり答える必要があります。

そして実は、医者も全ての制度を理解しているかと言えば、そこは事務に任せていて詳しい事は知らない場合もあるんです。

仕事の相棒としてサポートができます。

医療事務の資格があったほうがいい医師の妻はこんな人

クリニックの規模にもよります。

入院設備までは無いにしても

  • 門性が高く色んな設備を持っている
  • 多くの看護師やスタッフをかかえている

場合は、業務に携わらない方がいいことがあります。

妻が前に出る事で、仕事がやりにくいなどの確執を生む可能性があるからです。

そのあたりを踏まえた関わりが出来る妻だと良いですね。

逆に、医師が難しい性質の場合、妻が中立の立場としてスタッフと医師の潤滑剤になる事もあります

先生には言いにくいけど、奥さんになら…

といったように。

勤務するしないにしても、常に制度が変わって計算方法も変わっていきます。

新しいことを調べたり、常に勉強をしたり向上心のある妻ならば、是非とも資格取得を目指してください

医者の妻が医療事務を勉強したほうがよい理由

資格がなくても医療事務はできるとはいえ、やはり専門知識が多い仕事なので、取得しておくに越したことはありません

極端かもしれませんが、運転免許のない人の車には乗りたくないですし、全くの他人に家計を知られたくないし任せられないですよね。

病院も同じで、収支が含まれる業務はやはり身内などの知った人に任せる方が安心感はあります

開業する場合は夫をサポートできる

開院するにあたって、すぐに人員の確保が出来ないかもしれません。

規模の小さいクリニックであれば、雇う人数も最低限となり「受付はパートしかいない」なんて事もあります。

そういった時に、スタッフの急な欠勤にも対応できるように、妻が資格を持っていると便利です。

開院時は

患者さんが来るか

経営していけるのか

新しいスタッフはどんな感じなのか

など、不安が尽きません。

そこに、有資格の妻が事務としているだけでも、安心感得られるはずです。

お互いの信頼関係がしっかり構築されていれば、ですがね。

レセプトは収入にかかわる

レセプトの計算で、病院は収益を上げます。

日々の小さな見落としが「ちりも積もれば」で、のちのちの経営に大きく影響してくる事もあるかもしれません。

それに、あってはならない事ですが、時々ニュースで「事務員が横領をしていた」なんて事もあります。

医者が経営に全く携わらずに、信頼できると思っていた事務員に全てを丸投げしていた場合、可能性は高くなります。

そこに、少しでも妻が関わっていれば防げたかもしれません。

医者の妻は医療事務の知識だけあれば大丈夫?

クリニックの経営はたとえ小さくても、事業主となるのは夫である医者です。

診療以外にも病院経営にあたって知っておくべきことは沢山あります。

税金などは税理士など専門の人に任せるとしても、夫の負担軽減のためにも窓口となる役割を妻が担うのは妥当と言えるでしょう。

医療事務は毎日の収支のために必要な資格なので、持っておいてベターです。

余裕があれば、他の知識もあった方が、夫と二人三脚で開業する事へのモチベーションがより高まります

医者の妻が持っておきたい医療事務以外の資格

開業となると、診療だけではなく

  • 人事や労務関係
  • 収支などの経営内容

についても把握する必要があります。

他にどんな資格があると便利でしょうか。

開業するなら経理関係は勉強しておくとベター

経理とは、会社のお金の流れを可視化し、利益や資産を管理し生み出すために管理する事です。

大きくいえば会計も経理の一部です。

それとは別で財務というのは、経理の資料をもとに資産調達などを行う事で、少し違います。

経理は

  • 現金出納
  • 税金や決算書などの書類作成
  • 給与計算

など、お金の流れを数値化し正確に管理する事が中心となります。

今後の経営方針の決定をするのにも必要な事なので、余裕があれば勉強しておくと良いでしょう。

簿記やFPなどは、通信講座でも取得することができます。

開業するなら労務関係の知識もほしい

たとえ一人でも従業員を抱えている場合必要な仕事です。

  • 給与計算
  • 福利厚生
  • 保険手続き
  • 勤怠管理

など、多岐にわたります。

大企業では細分化されていることも、クリニックでは兼務となることがほとんどです。

でも基本は同じで、従業員が快適に働くことが出来るように労働管理を担う事です。

病院の規模にもよりますが、人事も請け負います。

夫としても経営する医者としても妻ならば信頼して任せることが出来るでしょう。

医者の妻は医療事務が必要なの?夫をサポートできる資格まとめ

いかがでしたでしょう。

医者の妻として

・医療事務は必須ではないが現場に立つのならばあったほうが良い

・知識がある事で開業したばかりの夫に安心感を与えられる

医療事務以外にも、経理や労務関係の知識もあるとなおベター

医療事務は、通信講座でも取得できます。

専門的な内容も多く、制度は常に改正されています。

ネットでも情報を得られるため、患者さんの基礎知識も上がってきているので、必要な資格といえるでしょう

開業するにあたって、医者の夫がどのように経営していくつもりなのかをしっかり話し合い、必要な資格取得を目指してくださいね。

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