医者の妻は孤独でプレッシャーも多い?医師と結婚して幸せになるためのコツを紹介 

女性が結婚したい職業ランキングで、常に上位に位置している職業に「医師」があります。

高学歴で高収入、高身長…では無い人も多いですが、昔から医師との結婚というのは、女性にとって、一種のステータスの一つになるようです。

医師しか所属していない結婚相談所などもあるのには、驚きです。

そんな憧れの「医者の妻」ですが、医者は常に命の最前線におり、それを支える妻たちは、実は悩みも少なくありません。

ここでは、医者の妻に多い悩み、孤独やプレッシャーにフォーカスを当ててみたいと思います。

目次

医者の妻は孤独でプレッシャーも多くて悩んでいる人が多い

 周りからは「玉の輿だ」などと羨ましがられたりする事はあっても、生活の実情は知りませんよね。

そんな事を言われたら、おいそれと悩みを打ち明ける事も出来ません。

優雅そうに見える医者の妻も、医者であることにより実は一般の家庭より悩みが深い場合もあるのです。

医者の妻の悩み①孤独

夫の仕事が多くて家で一緒に過ごす時間がほとんどない

開業医であれば話は別ですが、勤務医となると、夜遅くまで手術に入ったり、緊急の呼び出しなどで、夜中やたとえ休みであっても呼び出されます。出かけていても、急いで病院に戻ったりする事もザラにあります。さらに、研究や論文発表、製薬会社からの勉強会に学会など、休みを削って参加する必要もあるので、絶対に仕事の入らない家族で過ごす休みというのは、実は少ないのです。

若い看護師をはじめとした女性の姿がちらつく

どうしても、これは逃れられません。看護師の9割は女性であり、他にもMRや技師などさまざまな女性が医療業界には存在します。MRからは接待であったり受ける事もあるでしょう。医者と看護師の不倫は、正直どこの現場にもある話です。そういった存在がどうしても気になる、嫉妬心の強い人には耐えられないかもしれません。

記念日や大事な行事にはいない

一緒に過ごす時間が少ないという事に近いですが、患者さんの命の最前線では待ったなしです。それが、子供の誕生日や結婚記念日であっても、職務を全うするためには、どうしても出ていかねばならない場面が出てきます。「医者は親の死に目には会えない」と言っていた医者もいました。

勤務医で引っ越しすると周りに知り合いがおらず孤独

開業していれば、その土地で過ごすので引っ越す事はありません。しかし、勤務医であると所属している医師会から、○○の病院に何年間行ってくれ、というような、いわゆる転勤がありますし、場合によっては、海外に行く事もあります。家族で引っ越す人もいれば、単身赴任をする医者も居ます。

医者妻の悩み②夫や周りからのプレッシャー

夫の仕事を理解したりサポートできる教養やスキルが求められる

公休もあるとはいえ、基本的には24時間体制の仕事である事の理解が必要です。更には医者という立場上、社会的な地位も高いですし、医療者のコミュニティが存在します。そういった場面では妻としても、それに見合った常識や教養が求められる事になるでしょう。開業医であれば、お礼状の作成のような雑用、院内やスタッフの管理など資格がなくてもできる経営のサポートを必要とされるかもしれません。

医者のメンタルを支えなくちゃいけない

仕事のストレスというものは、どの職業の誰にでもある事でしょう。しかし、医者という立場上、その悩みやトラブルが、普通のサラリーマンよりもハードだったりします。人間一人の命に関わる決断をしたり、長時間の手術に、学会の準備、時には訴訟などのリスクもあるでしょう。様々な職種と関わるため、そういった人間関係のストレスもあるかもしれません。

自分の愚痴も聞いてほしい、でも言いづらい・・・そんな風に感じるかもしれません。妻として、寄り添う事も必要な上に、自身の精神的な強さも必要となるでしょう。

子どもを求められ、生まれたら医者になる子に育てるように求められる

代々医師家系で、自分も医者になったという割合は結構多いです。今は勤務医でも、両親が開業しており、いづれ後を継ぐという医者も居ます。そういった場合、子供にも医者を目指すようなプレッシャーが強くかかってきます。当然、医者である夫もそのようにしてきたわけなので、それが当然と思っている人も少なからずいるでしょう。義両親や親せきからの過度な期待がプレッシャーになることもあるようです。

医者妻の悩み③お金ない

生活水準が高い

勤務医の平均年収は約1500万円、開業医の平均年収は約2500万円だそうです。一般のサラリーマンよりはかなり高い年収です。しかし、医者という肩書がそうさせるのか、生活水準が高く、浪費癖が強い人もいます。逆に、妻の金銭感覚がずれてしまい、高級住宅街に住んで外車を購入、子供は幼稚園から私立に通い習い事も多数・・・というような状況から収入と浪費のバランスが取れない状況に陥っている医者家族も居ます。忙しい夫の代わりに妻がしっかり金銭管理ができる必要があるでしょう。

飲み会代が高い

学会や、製薬会社の接待などで外食することもあります。そういった場合、一般よりは高いお店に行く事が多いです。経験年数も長い中堅以上であれば、後輩へ奢ることもありますし、若い医者の場合は少し背伸びをする必要があります。そういった会食での出費が意外とかさばるものです。

医師の本や学会費用が高い

医療は日々進歩しているので常に勉強、向上心が必要です。そのために医学雑誌や参考書、学会などへの参加が必須です。雑誌などでも5千円くらいするものもありますし、学会も1万円以上は余裕でします。さらに、全国で開催されるため、参加費交通費や宿泊費などの雑費が必要になります。専門医の資格取得などでも、受験費用などもかかるため、こういった経費は引退するまでは必ずかかってきます。

勤務医の場合移動で引っ越しがある

勤務医だと異動がかならずあります。その都度引っ越しをするので、お金がかかります。多少なりとも、経費として引っ越し代が出るかもしれませんが、全額ではありません。転居に伴う初期費用もかかりますし、単身赴任や長時間かけての通勤を選ぶ医者もいます。

医者妻の悩み④ワンオペ育児になりやすい

 今までの記事にあったように、24時間体制での勤務をしているようなものなので、子育てに参加できる時間は少ないといえるでしょう。せっかく1日、家にいるはずだったのに緊急手術で呼び出された・・・なんてこともあるでしょう。帰ってくるのも夜中で子供はもう寝ていて、朝は子供が起きる前に出ていくこともあるかもしれません。育児に関して、夫を頼らない覚悟をするか、外部の力(シッターなど)を上手に活用できるといいかもしれません。

医者妻の悩み⑤実は性格に難ありな人もいる

天才と言われる人たちは、ちょっと変わっている人が多いですよね。もちろん、普通の、良い医者もいますが、一定数コミュニケーション障害あるんじゃないの?!とか、看護師にとってプライドが高くて扱いに困る人もいます。学歴重視であったり、主婦になった場合の家事育児への完璧さを求めてきたりするタイプもいるかもしれません。結婚前に見抜けず、後から苦労する事もあるようです。

医者の妻のライフスタイルはどんな感じ?

辛そうな悩みばかりを書いてきましたが、デメリットばかりではありません。やはり医者の妻なので、余裕のある人も多くいます。次は、医者の妻としてのポイントを押さえながら、どんなライフスタイルを送っているのかみていきましょう。

専業主婦の暮らしかた

デメリットを逆手にとって、家事などが好きであればスーパー主婦を目指すのもいいかもしれません。ある意味夫がいない分、自分の好きなように物事を進められるわけです。忙しい夫の代わりに、家庭は妻が守る。そんな気合でもいいですし、それはちょっと、という方でも、習い事や趣味などに没頭したり、好きな事をする事といいでしょう。

兼業主婦の暮らし方

医者同士や、看護師などの医療者が妻という医者も多くいます。そういった場合は、お互い仕事をしている場合も多くあります。経済的なパワーバランスの維持のためにも仕事を続けているという妻いもるので、自立心の強い人のほうが兼業に向いているでしょう。

医者の妻に向いている女性の特徴

家事が得意

勤務医の夫に家事を分担するのは正直難しいと思います。激務で不規則な生活になりやすいので、ゴミ出しくらいならできると思いますが、決められた家事をこなすことは大変かもしれません。そうなると、妻の家事力が大切です。完璧ではなくても、出来ないよりは出来るに越したことはないでしょう。

依存しない

医者としてのストレスで、家庭ではゆっくり癒されたい。なのに、妻が依存的で何も自分では決められない、さらに自分を過度に必要とされるとなると家でも気が休まりません。お互いを支えあい、サポートすることが大切であり、依存して自分がストレスの原因とならないようにしましょう。

医者の妻が幸せな結婚生活を送るコツ

医者と結婚したいのか、彼氏や夫が医者なのかで気持ちが楽になる

スペックが高いから、という理由だけでただただ医者と結婚したかった、という理由で結婚すると、実は上記のような悩みに襲われるかもしれません。たまたま、医者だった、というのが理想かもしれませんが、やはり経済的にも医者は結婚相手として理想的。医者という職業を理解し、普通とは少し違う事を念頭に、結婚を考えましょう。

独り時間や自分の時間を楽しめる趣味を持って自立した女性になる

夫は忙しくてあまり家に居ない。亭主元気で留守がいい、という言葉もあるように(笑)、独り時間を上手に楽しめると最高ですね。趣味を極めるでもいいし、その趣味を仕事にしちゃうこともできるかもしれません。家庭の手伝いが出来ないことへ落胆させないように、妻が楽しんでいる姿を見れるほうが、安心できるかもしれませんね。

家計を握って生活と生きがいのバランスを調整する

お金がない、でも書いたように高い収入の割に貯金が少ない医者も少なからずいるようで、そういった場合は出費というよりは、過度な浪費が原因になっていることが多いです。医者である夫自身によるものか、家族によるものかは様々です。開業医であれば、患さんが減ったり経営難に陥ることだってあるかもしれません。そういったリスクも考慮して、少しの家族時間のための必要な出費にはお金をかけたり、2人一緒にできる趣味を見つけたり、締めるところは締めて家計を管理できると良いでしょう。

夫の仕事内容によってはサポートできるように勉強しておく

開業医の妻として、FPを取ったりペン習字を習ったりする人もいるようです。勤務医の妻として、夫の精神的フォローができるようにと心理カウンセラーの勉強をしている人もいます。家事育児をこなすことのほかに、医者へのサポートができる妻は、最強です。

家事育児は時短やサービスを利用して負担を減らす

専業でも兼業でも、家事育児を一手に担うのは相当な負担です。夫に相談したいのに、手伝ってほしいのに、と悶々として機嫌が悪くなるくらいなら、収入に余裕がある、もしくは自分も働けばそれだけ世帯収入が上がるわけですから、掃除などは委託サービスに任せてしまうのもありでしょう。

医者の妻は孤独でプレッシャーも多い?医師と結婚して幸せになるためのコツのまとめ

いかがでしたか?理想の結婚相手として上位の医者も、現実には大変なことも多いのです。夫の浮気で離婚してしまった同僚もいますし、生後1年未満の子を連れて海外に行った後輩もいます。長い目で見て経済的に余裕があるのは事実かもしれませんが、研修医なんて実働の割に実は低収入である事もありますし、所属している科によっても差があります。

医者という職業は誰にとっても必要不可欠な存在で、常に努力の必要な職業です。ストレスやプレッシャーも多い特殊な職業である事をしっかり理解し、妻としてもサポートする努力が必要な結婚相手であるといえます。結婚前から、お互いに話し合いをしっかりし尊重し合いながら、幸せな結婚生活が送れるようにしましょう。

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