看護師の上下関係が厳しくて辛い!注意したい人の特徴と乗り越えるコツ

「白衣の天使」

看護師に対するイメージなのか。

その姿からなのか。

看護師に対してこういうイメージを持っているひとは少なからずいると思います。

しかし、実際は「天使のイメージ」と真逆の世界。

看護師は全体の95%程が女性。

女性ならではのドロドロの世界。

看護師の退職理由の1位は「人間関係」です。

今回はそんな人間関係をどう攻略して仕事をしていくか。

こんな人には気をつけた方がいいという見分け方をご紹介していきます。

この記事を読んで、今後仕事をして行く上での参考にしてみてくださいね。

目次

 看護師の上下関係が厳しくなりやすい理由

看護師の上下関係はいわずもがな厳しいものです。

では、どうして厳しくなってしまうのか。

①人の命がかかっている

この職業は人の命が関わっています。

ひとつのミスが命の危険につながってしまうことも。

一つ一つの行動に常に神経を研ぎ澄ませなければいけません。

そんな状態の中、仕事をしていると、どうしても言い方や指導の仕方が厳しくなってしまいます。

また、その疲れや苛立ちから後輩や周りにあたってしまう人もいます。

 

②看護学生時代に受けるゴミ扱いが身についている

看護学生時代の実習。

恐怖と不安の毎日だったのではないでしょうか。

「わけも分からず怒鳴られた」

「看護計画の考え方が違う。と根本からダメだしされた。」

「話しかけても無視された。」など、実習の苦い体験は数多くあります。

そんな負の思い出が身についてしまっている為、仕事として看護の現場に入っても、指導や言い方から悪意を感じ取ってしまいます。

 

③体育会系が多い

「白衣の天使」なんて言われている看護師ですが、その中身は実は体育会系。

上下関係が厳しく、

「1度言ったことはもうできるはず」

「先輩の言ったことは絶対」

などの考えを持った人が多くいます。

 

④女の世界特のドロドロ

この仕事の95%は女性です。

女性だらけの職場というのは、どこもだいたいドロドロしていますよね。

女性というのは感情的な生き物と言われています。

冷静に判断する前にその時の気持ちが先行してしまい、相手に対して負の感情を抱きやすいんですね。

また、細かなところに気づけるのも女性ならではの特徴です。

裏を返せば、細かなところも気になってしまい、相手との関係悪化の要因となってしまうこともあるんです。

看護師の人間関係で注意したい人の特徴と乗り越える方法

このように、環境が既に人間関係を悪くする要素を含んでいます。

では、そのなかでも特に気をつけなければいけない人はどういうタイプか。

攻撃してくる先輩ナース、同僚、医師

 

攻撃的な人というのは、実は案外どこの職場にもいます。

それだけ世の中に多いということですね。

勝ち負けにこだわり、

常に自分の方が勝ちたい。

優位にたちたい。

相手をおとしめたい。

と言う願望が強いです。

攻撃内容としては、無視・嫌味・高圧的態度と言った所でしょうか。

実は、攻撃して来る人は、他の人からも敵意を持たれているというマイナス的な思考が働いています。

「幼い頃に自分自身を肯定して貰えなかった」という過去を持っている場合も少なくありません。

とにかく、自分に自信がなく、弱い自分が嫌いです。

そんな自分を守ろうとするあまり、他者を必要以上に攻撃してしまいます。

関わらないことが1番ですが、職場の上司だとそうもいきません。

そんな場合は、次の対処法を行ってみてください。

・相手を立てる

自信が無い・自分が嫌いなパターンに多い攻撃的タイプ。

こんな時は、相手を立てましょう。

分かっていることでも「○○でいいですよね?」と確認の声掛けをしてみてください。

自分という存在を認めてもらているんだと認識し、態度が柔らかくなる場合があります。

・周りとの信頼関係を築き、味方になってもらう。

周りとのコミュニケーションや信頼関係を築き、ターゲットとなってしまった時に、味方になって貰えるような環境を作っておきましょう。

・反論する

間違っていること・すじがとおっていないことに関しては思い切って反論してみましょう。

攻撃的タイプは「反論して来なそうな人」をターゲットにしています。

あえて反論することで相手を、牽制することができます。

お世辞や上っ面だけのゴマスリ先輩看護師、同僚、医者

 

こういったタイプも多いですね。

いい人と見られたい。

周りより優位にたちたい。

と言う気持ちが強いです。

こういった行動は目につきやすく、「またやってる·····」なんて思った経験ありませんか?

よく目上の人に対して行う人が多いですが、後輩・立場が自分より低い人にする人も。

こういった時は、「言うことを聞いてもらいやすくする。」というねらいが込められている可能性があります。

怒鳴ったり無視されたりするよりはマシ。

と考え、あまり気にしないようにしましょう。

ただし、不自然なほど親切な場合やアメとムチで、態度をコロコロ変えるタイプの人は、要注意。

支配欲の強いタイプの可能性があります。

後々面倒事に巻き込まれないように距離を置くことが無難です。

 ナースステーションで愚痴や陰口ばかりの看護師

 

女性ばかりの職場となれば、こういうタイプの人は必ずいますね。

毒をまいて自分の評価を落としていることに気づかない哀れな人です。

自分がこうならないよう反面教師にしましょう。

くれぐれも、一緒になって、陰口・愚痴を言ってはいけません。

あなた自身の評価も下がってしまいます。

距離を置いてあまり関わらないようにしましょう。

 

いつも助けてくれるから大丈夫!?頼まなくても助けてくれる先輩ナースも注意が必要なことも

 

上記の「ゴマすり」と似たようなタイプですね。

「助けてくれる」というのは、本当にありがたいことです。

心の底から心配し、手を差し伸べてくれる先輩もいます。

しかし、「優位に立ち、上下関係をしっかりつけたい」という先輩も。

特に何か対策する必要はありませんが、助けて貰ってばかりでは、自分自身が成長できません。

分からないことや質問したいことはどんどん聞いて、自分で自立できるようにしていきましょう。

リーダーナース(師長や副師長・主任)は優秀とは限らない!

リーダーは采配がうまい人や実力がある人ばかりではありません。

リーダーになる基準は特に決まっておらず、上層部が

「特に仕事ぶりに問題ないから」

「年齢的にもうそろそろ·····」

など、リーダーとして、選ばれる時の理由は様々です。

リーダーとして優秀な人は、「支配性が高い人」です。

支配と聞くと少しドキッとしてしまいます。

しかし、ここで言う支配というのは、「抑え込む」「服従させる」という意味ではありません。

確信に満ちた自信のある態度で、率先して発言する人です。

自分の仕事先のリーダーはどうでしょう?

発言力やその時の態度からリーダーとしての優秀さを知ることができます。

あなたは大丈夫?頼まれごとを断れない頑張り屋は損するだけ

 

突然ですが、

①自分に自信ない。

②不安な気持ちをもちやすい。

③周囲の意向を汲み取りやすい。

あなたは、上記の3つのどれかに当てはまりますか?

ひとつでも当てはまるようなら、今後仕事を続けていく上で、意識を変える必要があるかもしれません。

①~③は「気づける」人の特徴です。

だからこそ周囲に合わせ、流されやすくなってしまいます。

相手側から見れば「扱いやすい人」。

医療現場は常に人手不足で、仕事が山積みです。

そんな中に「扱いやすい人」がいたら、どうなるかは想像できますよね。

たくさんの仕事を任されてしまいます。

しかし、給料や手当は変わることはありません。

気力と体力だけが奪われ、損をしてしまいます。

仕事量が自分のキャパシティを超える場合は、勇気を持って断ってみる事が大切です。

意識を変える必要がある。

と、書きましたが実際、そんなすぐには変えられないですよね。

そんな時は、『繊細さん:武田友紀【著者】:飛鳥新社』がおすすめ。

「気が付きすぎる人」「周囲が気になる人」に対して、こんな方法をとってみると、楽に生きられるようになる。

という内容です。

「あ。これ自分のこと言われてるみたい」と、共感できる事例がたくさんありますので、ぜひ読んでみてください。

人間関係つらいのは思い込みで判断しがちだから。注意すべき人の裏側を知って楽に仕事しよう

人間関係は仕事をしていく上でとても重要ですね。

なるべくみんなに好かれたい。

トラブルを起こしたくない。

と思うのが普通です。

しかし、そう思えば思うほど、周りへの感知度は上がり、周囲を気にしすぎてしまいます。

その結果、自分の仕事が増えたり、必要以上に疲れてしまたり・・・。

「あの人はこう思っているんじゃないか」

「この人はこうした方がいい」

と考えすぎ・くみ取りすぎはやめてみましょう。

根拠のない憶測や思い込みで判断すればするほど、自分がつらくなってしまいます。

 

まとめ

女性ならではのいろいろな問題がある看護師の仕事。

ただでさえ忙しいのに、人間関係でまで問題が出てくると、精神的にも、体力的にもつらいですよね。

攻撃的な人・やたらと親切な人。

様々なタイプが周りにいると、どうかかわっていけばいいか悩んでしまいます。

しかし、相手の態度から、憶測したり思い込んだりしても余計に自分を追い込むことに。

適度な距離をとりながら、仕事に集中できるようにしていくことが大切です。

いかがでしたか?

女性が多いの職場というのは、何かと大変です。

しかし、仕事内容自体は、やりがいのあるもの。

人間関係を上手に攻略しながら、少しでも楽しく仕事ができるといいとおもいます。

よかったらシェアしてね!
  • URL Copied!
  • URL Copied!

この記事を書いた人

目次
閉じる