新人看護師がいじめられなくなる方法!いじめの事例とターゲットの特徴

新人ナースへの「職場のいじめ」。わたしも経験しました

「いじめられていて辛い…」
「いじめられているから仕事に行きたくない…」
「いじめられるから辞めたい…」
など、自分自身が既にいじめを受けていて悩んでいる場合もあります。

その一方で、「自分もAさんのようにいじめられないか心配…」と職場内での人間関係にも気を遣いますよね。

ある調査ではいじめをうけたことがある看護師は77.5%にも上るという衝撃的な調査結果もあるんです。

いじめを受けにくくなる方法と受けても対処する方法が知りたいです

そこでこの記事では「看護師がいじめられない方法!要注意ナースとターゲットになる人の特徴」というテーマで紹介していきます。

目次

実際にあった看護師のいじめや嫌がらせの事例

ここでは、実際にあった看護師のいじめや嫌がらせの事例をいくつか紹介していきますが、その前に実態を少し紹介しておきます。

都道府県ナースセンターによる看護職の再就業実態調査によると、離職する看護師の約3割はいじめ、嫌がらせなどの人間関係を理由に退職しているというデータがあります。

しかし実際に看護師として働いていると、3割ではなく、もっと多くのナースが悩んでいそうですよね。

多くの看護師が悩む人間関係の事例についてみていきます。

1、新人や異動してきたナースへのいじめ

新人や異動してきたばかりの人はその病棟での業務になれておらず、知らないことや分からないことが多くあります。

それは当然のことなのですが、そういう弱い新人をターゲットにして指導しない、逆に激怒するような指導でいじめが多いです。

理不尽なことで怒られたり、先輩によってやり方が違って怒られたりしてない?

2、看護師の仕事を負担にさせるいじめです。

重症者ばかりを担当としたり、ADLで介助を要する患者ばかりを担当としたり、入浴の介助ばかりをさせたりなど、仕事を通じていじめをすることもあります。

新人に呼吸器の患者さんを2人+オペだしオペ迎えとかあったわ…

急性期病棟ってそんなに忙しいんですか?

新人教育と言ってたけど、許容量を知らない業務負担はいじめです

新人だからこれが当たり前なのかな?って思っちゃうんです…

悩んだら他の同期に聞いたり、このサイトやナースの掲示板でもいいから第3者に相談してみてね

3、陰口や悪口など小学生と変わらない低俗ないじめ

ナースステーションにいじめの対象者がいなくなったら陰口を言い始めるのはよくあります。

また、ママさんを妬み、急に休んでしまったりすることを迷惑、ずるいと悪口を言ったり。

医師と不倫しているだの研修医と出かけていたとか、あることないことを言いふらされたりといういじめがあります。

新人のナースで医師から話しかけられているだけで不倫とか言われたわ

先輩ちょっと…どんだけいじめられていたんですか…

看護師のいじめが陰湿になりやすいのには理由がある

なぜ、看護師の職場ではいじめが陰湿になりやすいのでしょうか。

看護師の仕事には多くのストレスを抱えやすい原因があります。

仕事の中で、患者さんの生命に関わることが多く、常に緊張状態にあるということ、勤務が不規則だということなどがあります。

また、女性ばかりの職場だからじめが陰湿になりやすいというのが正直大きいのではないでしょうか。

女社会特有の風潮として女性同士で群れたり、派閥やグループを作りたがる傾向があります。

副師長派と主任派で先輩が分かれてましたよ

男性の看護師も増えてきたとはいえ、看護師はまだまだ女性の世界。

実績や実力よりも経験年数や上下関係が重視され、その中で陰湿ないじめが多いのです。

特に看護学校が併設されている病院に多いです

看護師がいじめられない方法

実際に見て感じた「いじめられやすい看護師」の特徴5つから避ける

では、次にいじめられない、いじめられにくい方法を紹介します。
いじめられない方法としては、可能であれば看護師の中で注意するべき人の特徴から避けるということがあります。

実際に私が見て感じたいじめられやすい特徴を5つを紹介します。

いじめられやすいナースの5つの特徴
1.最低限の挨拶、お礼を言えないず、空気を読めない
2.積極的に仕事をするという姿勢が見えない
3.一度注意されたことを繰り返す
4.要領が悪い
5.医師から可愛がられている(新人に多い)

看護師の仕事の上でコミュニケーションは非常に大切で、常にチームを組んで仕事をしています。

その中で挨拶やお礼を言うことができなければ印象が悪くなってしまいます。

また、空気を読むことも必要です。

チーム内で協力するためには相手が何を考え、どうしたいのか、など考え察するという行動が大切です。

なかなか難しいんですが、微妙なニュアンスも感じ取れないといじめられやすくなります

また、自分のことばかりしていて、積極的に仕事をする姿勢が見えないこともよくないです。

繰り返しになりますがチームで動くことが多いため、自分のことばかり考えてはいけません。

一度注意されたことをまた失敗してしまったり、要領が悪いと指導をしてくれる、フォローしてくれる先輩やスタッフの負担となります。

常にバタバタと忙しくしていて話しかけづらいんですけど…

病棟の雰囲気を読むことがなにより大事よ!

話しかけやすい先輩をみつけることも忘れないで

これまでに紹介した5つのいじめられやすい人の特徴に当てはまらないようにすることが自分自身がいじめられないために大事です。

いじめによる身体的・精神的不調のサインがでたら要注意!

先ほど紹介した5つの特徴に当てはまらないようにしていてもいじめに合う可能性もゼロではありません。

いじめにより、「身体がずっとだるい…」「頭が痛い…」など身体的な不調や「仕事に行くのが嫌だ…」「疲れているのに眠れない…」「なんとなく憂鬱だ…」「元気が出ない…」など精神的な不調が出たら要注意です。

そういうときは無理をせず、仕事を休んだり退職することも1つの手です。

わたしと同期ナースはいじめられて退職しました。

新卒2年で辞めましたが、もっと早く辞めておけばよかったです!

いじめや嫌がらせを受けた場合の対応策

実際にいじめや嫌がらせを受けた場合の対応策について紹介します。

いじめを受けても気にしなければ1番いいのですが、身体的・精神的な不調を訴える場合もあると思います。

まずは信頼できる人に相談すること。

同じ病棟の同期でも、違う病棟の同期、話しかけやすい先輩など。

最近では病院に相談室等も設置されていることもあるので、同僚、先輩、上司に相談できない場合は利用してみましょう。

看護部長クラスに相談して、異動をお願いすることも対応策の1つです。

病院自体がいじめもある場合は、相談したり、異動を願ってても状況が変わりません。

その場合は、新卒でも気にせず転職サイトを使って思い切って転職しましょう。

新卒だから、2年目で経験が浅いから…と心配しがちですが、悩むくらいなら新しいところの方が希望がもてます。

新卒や若くて経験が浅くても受け入れてくれるいい病院はたっくさんあります!!

まとめ

今回は看護師の中でのいじめの現状、受けやすい人の特徴と対応策について紹介しました。

いじめられやすい人の特徴
1.最低限の挨拶、お礼を言えない、空気を読めない
2.積極的に仕事をするという姿勢が見えない
3.一度注意されたことを繰り返す
4.要領が悪い
5.医師から可愛がられている(新人に多い)

看護師によくある状況からストレスを抱えやすくなっていて、いじめに発展しやすいのがいじめが多い理由の1つです。

いじめに遭ってしまったときは、無理をせず、頼れる人に相談したり、異動を願い出たり、転職していまの場所から離れましょう

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