夜勤明けに欲しかった洋服やコスメ、バッグを買って散財!
まとまった休みを取って海外旅行!
看護師という仕事をしていると、日頃のストレス発散のためにお金を使いすぎてしまう…。
同世代よりお給料はもらっているはずなのに全然貯金できてない…。
そんな経験ないですか?
わたしもそうでした。
でもちょっとしたことを見直すだけでわたしは2年間で400万円貯めることができました。
節約と聞くと生活を切り詰めるというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
この記事では看護師が節約して2年間で400万円貯めたときにやった3つのことと増やすコツを教えたいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただき、一緒に貯め上手になりましょう。
お金を貯めるためにした3つのこと
わたしがお金を貯めるためにしたことは、
- 積み立て貯金
- 固定費の削減
- 無駄遣いの見直し
の3つです。
それらを行うためにも、まず自分が1ヶ月で何にいくら使っているのか確認しましょう。
①積み立て貯金
積み立て貯金とは、毎月決めた金額が自動的に積み立て口座に貯蓄されていくものです。
あまった給料を貯金しようと思っていても、なかなかできない人にはぴったりな方法です。
自動積立定額貯金、自動積立定期貯金、満期一括受取型定期貯金など、さまざまなタイプがあるため、自分に合ったものを選びましょう。
積み立て貯金の口座の選ぶコツと金額設定
積み立て口座を選ぶときのコツはズバリ金利が高い銀行口座を選ぶことです。
今はどこの銀行も低金利ですよね。
そんな中でも比較的金利が高いのはネット銀行です。
給与口座から毎月無料で一定額を自動入金してくれる銀行もあります。
次に金額設定ですが、手取りの3割が理想とされています。
しかし、高すぎる金額を設定してしまい生活費が足りなくなった!なんてことにならないよう、毎月の収支を確認して設定するようにしましょう。
積み立て貯金の経験談
わたしは以前、決まった金額を貯金せずあまった金額を別の口座に移していました。
しかし「今月は使いすぎちゃったから来月から!」という甘えも出てしまい、なかなか貯めることができませんでした。
積み立て貯金を始めたことで、残りの金額の中で節約して生活しよう!という意識が芽生えたので本当によかったです。
②固定費の削減
次は固定費の削減です。
固定費は毎月の支出の中で割合が大きいため、ここを見直すとかなりの額の節約になります。
固定費の概要
固定費とは、家賃や水道光熱費など、毎月決まった額の支出のことです。
最近流行りのサブスクリプション(サブスク)もここに入ってきます。
そう考えると便利なサブスクも本当に必要か考えて加入した方がいいですね。
それではわたしが主に見直した項目を見ていきましょう。
スマホ代
今の自分のスマホキャリアはどこですか?
大手3社だった場合、格安スマホにすることで大幅な節約になります。
毎月のデータ通信量や通話時間などを確認し、自分に合ったキャリアに乗り換えましょう。
また、どうしてもキャリアを変えたくないという場合は、プランを見直し少しでも金額を抑えられるといいですね。
家賃
家賃は恐らく支出の中で一番割合が大きいのではないでしょうか。
ここを見直すことで、大幅に固定費が抑えられます。
契約更新の前に引っ越しを検討するのもひとつです。
また誰かと一緒に住むと家賃を折半することができます。
周りでは、彼氏彼女と同棲を始めたり、同期でルームシェアしたり、きょうだいで一緒に住んでいる人もいました。
生命保険
今あなたはどんな保険に入っていますか?
即答できないあなたはぜひ確認しましょう。
古い医療保険だと最近の医療にフィットしていないかもしれません。
また保険料が家計を圧迫していないかも要確認です。
毎年の年末調整の時期に見直しできるといいですね。
水道光熱費ネット代
最近は電力会社が選べる時代になりました。
ガス会社や携帯会社など、普段自分が利用している会社に乗り換えると大幅に節約できる可能性があります。
そして、こまめに電気を消す、水を出しっぱなしにしないなど、小さなことでも意識するようにしましょう。
奨学金返済
学生時代に奨学金を借りていた方はいますか?
利用している方が多いとされる日本学生支援機構の場合だと、全額繰上返還と一部繰上返還という制度があります。
もし手元にまとまったお金がある方はそちらを利用するというのもひとつの手です。
利子付きの奨学金の場合だと、利子分の支払いを減額することができます。
詳しくは日本学生支援機構https://www.jasso.go.jp/を確認してみてください。
残りの返済額や返済回数も確認できます。
その際には、奨学生番号が必要となりますので、奨学金を申し込んだときの書類や届いたはがきを確認しましょう。
③無駄遣いの見直し
そしてなんと言っても無駄遣いの見直しが大切です。
もしかしたらいちばん耳の痛い話かもしれませんが、そこを見直すことで大きな節約になります。
何が満足度が高いのかを考える
仕事帰りのコンビニでなんとなく買ってしまうお菓子やビール、ついでにおろしたお金のATM手数料。
日々のちょっとした支出も積み重なると大きな金額になります。
こういった支出のことをラテマネーといいます。
ラテマネーは満足度の高い買い物とは言えません。
例えば毎日コンビニで購入しているお菓子をやめて、たまに自分へのご褒美でケーキを買ってみたり、月に1回お気に入りのカフェで好きなものを頼んでみたりすることの方が満足感が高いはずです。
少額だとしても「これはいま自分が満足できる買い物なのか?」ということを考え、なんとなく買い物することをやめてみましょう。
一時的な喜びはムダ遣い
夜勤明けで買い物して家に帰ったら、こんなものまで買っていた…という経験はありませんか?
夜勤明けや連勤終わりの買い物は本当におすすめしません。
自分が冷静に判断できるタイミングでないと、買った!という一時的な喜びで終わってしまうからです。
欲しいものができたら、スマホのメモにリストアップしていったん寝かせましょう。
そこに書いたまま忘れてしまったものは本当に必要なものではありません。
貯めるだけなく増やすことも大事
ここまでは支出を減らすことに関してお伝えしてきましたが、ある程度のお金が貯まったら増やしていくことも大切です。
目安としては生活防衛費と呼ばれる生活費の3ヶ月分程度を貯めてから始めるといいと思います。
金の卵を産むものに投資する
投資というと「リスクが心配、銀行の預貯金が安全!」という方も多いかもしれません。
しかし、今後物価が上昇したり円安がすすんだ場合、円の価値が下がり預貯金が目減りしてしまうんです。
そのため、インフレや円安の変動を超えた利回りでお金を増やす努力をする必要があります。
つまり金の卵を産むものに投資をします。
投資といっても種類がたくさんあり、何から始めたらいいのかという方も多いと思います。
リスクの大きいものは避けたいですよね。
そこでわたしがおすすめするのは投資信託です。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。出典:一般社団法人投資信託協会 https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/what/
運用の専門家に任せるため、株式投資のように自身で株価の変動や世界情勢を毎日確認する必要がありません。
忙しい看護師にはぴったりではないでしょうか。
投資を始めることを決めたら、まずはNISAの口座を作ることから始めましょう。
NISAとは
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
といった制度になります。
ただし非課税なのは毎年120万円までとなっています。
国も国民が資産運用を始めやすいようにこういった制度を始めていますのでぜひ活用しましょう。
投資するならゼロになっても困らない範囲で
投資を始めるにあたって、考えなければならないのがリスクです。
ギャンブルのようにすべてを失う可能性は低いですが、元金割れのリスクはあります。
そのため生活費の確保やまとまった貯蓄をしてから始めていきましょう。
まとめ
さて、この記事ではわたしが2年間で400万円貯めたコツについて書いてきました。
コツというのは
- 積み立て貯金
- 固定費の削減
- 無駄遣いの見直し
- 投資
です。
今の自分の家計の見直しや節約を行い、少しずつ増やす努力をすることでお金は貯まっていきます。
お金のゆとりは気持ちのゆとりにもつながります。
一緒に貯め上手になりましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました。