病棟看護師から高齢者施設の看護師、クリニック外来看護師へ転職した経験談 

なすこ

看護師として経験した、新人時代から現在までの転職についてや、総合病院での病棟勤務、老人保健施設勤務、クリニック外来勤務それぞれでの経験、仕事内容、利点や欠点などのリアルな思いをお伺いしました!

結婚、妊娠、出産を経験したことにより私の看護師人生は怒涛の転職祭りでしたので、実体験をありのままにお伝えしますね♪

目次

看護師として最初に働いていた病院の勤務

看護短大を卒業し、無事に看護師国家試験に合格した私は、実習でお世話になった総合病院に就職することを決めました。内科病棟を希望してましたが、配属されたのは整形外科病棟でした。

新人で不安いっぱいの中、私の指導担当になった先輩は第一印象からとても苦手なタイプでした。

その病院は看護学校の実習生も受け入れている病院なので、教育制度はとても整っていました。

初めての看護師としての仕事は緊張の連続で、指導の先輩には毎日怒られながら必死に仕事を覚えました。

3ヶ月後には夜勤も出来るようになりましたが、二交代制勤務だったので拘束時間も長く、慣れるまでには時間がかかりました。

仕事をこなしながら、同時に配属先の科の専門知識などの勉強もしなければいけない日々でした。

3年目には自分が新人を指導する立場になりました。

無事新人指導を終えたら、今度は委員会を任されるようになりました。委員会の仕事のために残業をすることもありました。

総合病院の常勤では、経験年数によって色々な役割を任されました。

4年目になり、当時付き合っていた彼氏(現在の夫)との結婚を意識するようになりました。

結婚をするには、彼氏の仕事の都合で県外に引っ越しをしなければならなかったので、勤務4年目で退職を決意しました。

老人保健施設看護師への転職までの流れ

結婚後すぐに仕事がしたくなったので、ハローワークで就職活動をしました。

当時は転職サイトの存在は知りませんでした。

看護学生の時に高齢者施設での実習が楽しかったので、施設を中心に就職先を探し、老人保健施設に入職しました。

結婚後は家事と仕事をなるべく両立したかったので、無理なく働けるよう週4日の非常勤での勤務でした。

業務内容は入居者さんの処置や経管栄養、点滴、点眼、薬の管理、排便管理、カルテ記入、入退所の対応などで、それを一人でこなさなければならない日もありました。非常勤でしたが仕事量が多く残業もありました。

入職後約1ヶ月たち、やっと仕事に慣れてきた頃、妊娠が発覚しました。

妊娠がわかってからはとても大変でしたが、負担の多い入浴介助などの業務は免除してもらえました。

職場には本当に申し訳ない気持ちでした。そして妊娠7ヶ月で退職し、無事出産します。

クリニック外来看護師への転職までの流れ

産後は子育てに専念していましたが、子供が1歳になったころから仕事をしたくなりました。

子供が小さいので本格的に復帰することに不安を感じ、まずは夫が休みで子供を見てもらえる日のみ働くことを考え、パーソナルアシストという派遣会社に登録しました。

単発でデイサービスや訪問入浴の仕事をしながら、子供の保育園入園活動をし、無事に入園が決まりました。

派遣看護師は、派遣先に絶対迷惑をかけてはいけないという強いプレッシャーがあったこともあり、子供の保育園入園を機に非常勤の看護師として働きたいと思うようになりました。

非常勤の仕事をインターネットで求人サイトを閲覧しているうちに気になる求人を見つけ、その求人の詳細をみるためにはマイナビ看護師という転職サイトに登録する必要があり、早く仕事を決めたかったのでその場ですぐに登録しました。

この時はクリニックの外来看護師を経験してみたいという強い思いと、子供の発熱などで職場に迷惑をかけてしまわないかという不安な気持ちとの葛藤がありました。

マイナビの担当者の方は親切に私の希望のクリニックを探してくれ、こまめに電話やメールでやりとりをし、私が一番心配していた子供の体調不良などによる突発的な休みに柔軟なクリニックを紹介してくれました。

また求人サイトだけではなかなかわからない医師の人柄なども教えてくれたので安心して面接を受けることができました。

面接の際は、突発的な休みに関しては理解のある雰囲気でした。私もなるべく迷惑をかけたくなかったので、子供が発熱したときはどうするか夫婦でしっかり話し合い、夫にも協力してもらう予定であることをしっかりと伝えました。

また仕事、子育て、家事を両立させるために、4~5時間程度の時短で働かせてもらえることになりました。

クリニック外来看護師へ転職した後の仕事内容と現在の状況

いざ入職すると看護師の人数も少ないためとても休みにくい雰囲気でした。

実際に子供が発熱した時は、夫に協力してもらったり、少し早退させてもらう形でなんとか乗り切りました。

急に休んだ時の職場の大変さがわかるだけに、休むのは精神的にもとてもつらかったです。

常勤や、丸一日の勤務にしていたら相当な迷惑がかかっていたと思います。

常勤看護師も少なく急には休めなかったり、非常勤でも普通に残業もあって忙しい職場でしたが、沢山の患者さんと接することができる外来業務がとても楽しくやりがいがありました。

実際の仕事内容は、医師の診察や処置の介助、採血や注射、アナムネを聴取しカルテに記入すること、機械類の洗浄などでした。

紙カルテだったので記入作業も大変で、医師の書き間違えや、書き漏れもチェックまでしなければいけませんでした。

仕事自体は大変でしたが、日々頑張っていれば1年ごとに昇給もあり、非常勤でしたが少しボーナスも出ました。約4年勤務し、二人目の子供を出産するため退職し現在に至ります。

クリニック外来看護師へ転職を考えている方へのアドバイス

私は今まで結婚、妊娠により転職を何度もしてきましたが、その時の自分の生活様式や状況によって、自分がどのような働き方を希望しているか、自分の条件と職場の条件をすり合わせて納得のいく職場を探すことはとても難しいと感じています。

転職サイトは細かい条件でも親身になって仕事を紹介してくれるのでとても良かったです。

看護師はどこの職場でも全体的に不足しており、急な休みは周りに迷惑をかけてしまうことは間違いありません。

小さい子供がいる方は特に、休むことは当たり前と思うのではなく、普段から感謝を伝えたり、迷惑をかけた際は何かお礼をするなど、よい人間関係を築くための努力は怠らないで、お互いが気持ちよく働ける環境を自ら作っていくことが大切だと思いました。

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