開業医の妻が苦労する9個のポイントと乗り越え方

開業医の妻と聞くととても華やかなイメージをもたれますよね。

開業医は高収入と言われていますが、ワンオペや人間関係で、開業医の妻だって苦労している部分もたくさんあるんですよ。

ここでは、そんな開業医の妻が

  • 苦労するポイント
  • それぞれの苦難を乗り越えるコツ

について紹介していきます。

ぜひ、最後まで読んで開業医の奥さんの生活が少しでも快適になりますように参考にしてくださいね。

目次

開業医の妻は家事、育児は一人

開業医である夫は、日々の診療や経営で仕事がとても忙しいので、家に帰れない日も多くなりがちです。

そのため、どうしても家事や育児などの負担が妻に集中してしまうケースが多いです。

家事子育てはほぼ一人

医者と結婚するという時点である程度覚悟をしている女性が多いです。

でも医者である夫を支えるということは家事や育児はほとんど一人でこなさなければなりません

せっかく食事を作っても、家に帰れなということも多々ありますし、妊娠中・出産後もほとんど手伝えないというケースも多いです。

覚悟をしていたといっても、ワンオペで育児家事をこなすことの大変さは並大抵ではありません。

どうしても大変な時は、家事代行サービスや、産後ケア、実母や義母に助けを求めることも必要です。

家計簿の管理

家計の管理も妻の大事な仕事です。

中には、夫が家計を管理している家庭もありますが、専業主婦の場合は妻が管理をしているケースが多いです。

  • 夫の収入をきちんと把握しておく
  • 月々の家賃、保険、教育費などの固定費を算出
  • 日々の生活費をどれくらい使えるかを見極め赤字にならないよう管理する

のはとても大変なことですよね。

ワンオペが多い医者の妻はとにかく忙しいので、家計簿をつけるのも一苦労です。

今は携帯アプリなどもあり便利な時代なので、自分に負担の少ない方法を見つけて無理のない管理方法を模索していくことも大切です。

子供の習い事の送迎や係も一人

子供の幼稚園や学校関係の係やPTA、習い事の送迎も一人でこなさなければなりません。

医者家系の場合、子供も医者にしたいと考えている夫婦が多いです。

そのため子供の教育についても熱心に考えている事が多く、習い事も掛け持ちで数か所行っている場合が多い傾向です。

開業医とはいえ収入が多いわけではない

開業医は勤務医に比べると高収入ですが、初めから余裕のある生活を送れるわけではないんですよ。

開業したての頃はお金がないことの方が多い

開業には膨大なお金がかかります

地域や診療科にもよりますが、億単位にかかることも多いです。

そのため

  • 初期費用として今までの貯蓄を使ってしまう
  • 融資を受けることになる

などして、開業当初はお金に苦労することが多いんです。

近隣のクリニックとの集患競争もあり、経営が安定するのに期間がかかることもあります。

収入に対しての支出が多い

医者という職業は高収入ですが、そのため

  • 住む家が高級住宅街や高級マンションなどになる傾向がある
  • 高級車が多い
  • 身につける物もブランド品が増えていく事が多い
  • 百貨店などの利用頻度も多くなる

など、支出が多くなりがちです。

設備や経営の資金が融資の場合は返済が大変なことも

開業資金は多額なため融資を受ける事が多いです。

月々に支払う額も多く、経営が安定していない開業当初は資金繰りが大変です。

その際も医院のスタッフのお給料は保障しなければいけないため、経営者である夫の収入をカットしなければいけない場合も

生活費のやりくりもそれに合わせて調節しなくてはなりません。

近隣も裕福な家庭が多いので水準が上がりやすい

医者であるが故、高級住宅街や高級マンションに住んでいると、自然と近隣との関係も高級志向の人達との付き合いが多くなります。

そのため

  • 子供の幼稚園や学校関係の交流や食事会
  • ご近所間のホームパーティー

などでも交際費がかなり高額になってきます。

開業医はストレスが多くて喧嘩や言い争いになりやすい

前述の通り、開業医は普段の診療や経営業務をこなさなければならないとても多忙な職業です。

そのためストレスも多く、家庭ではちょっとした事でも口論になりやすいんですよね。

家事や育児は文句言わずに1人でこなし、家庭では夫のストレスを緩和出来るよう過ごしやすい環境を提供しなければなりません。

かといって、妻も人間です。

そんな余裕ない事もありますよね。

何か悩みや提案がある時は

  • 夫が比較的機嫌が良さそうな日
  • リラックスしている時

を見計らって、柔らかい口調で切り出してみましょう

開業医の妻は周囲から妬みや悪口を言われやすい

周りは比較的裕福な家庭も多くなる傾向がありますが、

  • あまりにも派手な格好をしている
  • 横柄な態度をとっている

と、いつの間にか周囲に敵を作っていた…なんて事も少なくありません。

わざと質素に見せる必要はありませんが、TPOをわきまえた格好を意識することも大切です。

子供同士の関係もありますが、多少は付き合う相手を選ぶことも必要です。

マウンティングという言葉も最近よく耳にしますが、周りと張り合うのではなく、自分らしくいられる関係性を作っていくには、内面の美しさが大切です。

親しみやすい態度で、周りと協力し合える関係を築いておけると良いでしょう

開業医の夫から浮気をされやすい

やはり開業医は高収入で出会いの場も多いため、浮気や不倫をする人もいます。

医療の現場では、看護師や医療事務など女性が多い職場なので、仕事関係の女性や付き合いで行った飲食店の女性というパターンも。

開業医の妻も役割が多く日々頑張っているのに、浮気されたら許せないですよね。

やはり、夫婦関係を良好に保つにはコミュニケーションはとても大切です。

なかなか密にコミュニケーションをとる時間も限られるかもしれませんが

  • 記念日などには外食をしてみる
  • 日頃から感謝の気持ちを伝え合う

ちょっとした事の積み重ねが夫の浮気心を自制させることにも繋がるため意識してみましょう。

開業医の妻だと子供の教育にも気を使ってレベルを高くしなければいけない

開業医は勤務医よりも、自分の子供を医者にしたいと思っていることが多いです。

自分が経営する医院ですから、存続のためにはやはり自分の子供に継いでもらいたいと考えるのでしょう。

子供を医者にすることはとても教育にお金がかかります。

国公立の医学部に入れるよう、小さい頃から英才教育をし、お受験をして優秀な学校へ行かせることが多いです。

お受験には夫の協力も重要なので、忙しい夫をお受験対策にどう参加させるかも、妻の力量が試されるところです。

それでも数年留年をすることも少なくないので、

  • その際の塾代
  • 私立の医学部に行くことになる可能性

も考え貯蓄もしっかりしておく必要があります。

育児や子供の教育は妻任せという家庭が多いので、どうしても妻の負担や責任が大きくなりがち。

でも重要な場面ではできるだけ夫婦で話し合い、協力して進めていけると良いですね。

開業医の夫の家系が医者や資産家だと苦労しやすい

夫が医者家系で、代々その病院や診療所を継いでいる家系や資産家の一族の場合、夫の両親が嫁に対してやや厳しいですね。

子供の教育

まず医者家系の場合、義理の両親は当然孫も医者にする気満々のパターンが大半です。

医者である夫もそれを望んでいる事が多いので、子供の教育に関しての妻の責任は大きいのです。

義母は息子を一人前の医者にした経歴があるため、嫁に対しても同様の力量を求めがち。

そのためプレッシャーを感じてしまう場面も多くなります。

でも子供の気持ちにも寄り添って、先輩である義母にもアドバイスをもらいながらこなしていけると良いですね。

マナーや所作

代々富裕層の家系ですと、夫の両親も当然子供の頃から英才教育を受けていたり、マナーや所作には厳しく育ってきた可能性が高いです。 

そのため嫁に対しても、それ相応のマナーや所作を求めがちです。

育ちや家庭環境についても言われることがある

何か不作法やマナー違反をしてしまうと、育ててくれた両親や家庭環境などを悪く言われてしまうこともあります。

結婚後は親戚付き合いや業界関係者の交流も多いです。

そういう富裕層の集まりでは厳しい目で見られていることが多く注意が必要ですね。

開業医の妻はマナーや所作でもハイレベルを求められる

前述の通り、開業医の妻は医者である夫と夫婦同伴で学会やパーティー、会食などをする機会が多いです。

その際も、夫に恥をかかせないよう振る舞わなければなりません。

特に

  • 食事
  • 冠婚葬祭
  • 贈答のマナー

など基本的なマナーは身につけておく必要があります。

さらに

  • その場にあった服装
  • 挨拶
  • 丁寧な言葉遣い
  • 美しい動作や立ち振る舞い

などが求められます。

マナーや所作はすぐに出来るようになるものではないです。

自信のない人は結婚前からマナー講座などで勉強し、ある程度は身につけておくとよいでしょう。

開業医の妻として職場で働かされる?専業主婦にはなれない場合もある

開業医の妻は専業主婦の場合もありますが、夫が経営する医院で経理や医療事務として働くこともかなり多いです。

特に妻が元々医療従事者だった場合はその確率が高いですね。

結婚後に簿記や医療事務を学ぶ人もいます。

共働きの上、家事や育児は妻がほとんど引き受けなくてはならないため、相当な負担ですよね。

1人で抱え込みすぎず、乗り越えるためには

  • 保育園やベビーシッター
  • 家事代行サービス
  • 実母や義母などの手助け

なども考慮する必要があります。

開業医の妻が苦労する9個のポイントとそれぞれの乗り越え方のまとめ

一見華やかで憧れる開業医の妻ですが、実はその役割は激務といっても過言ではありません。

開業医は高収入ではありますが

  • 開業には莫大はお金がかかる
  • 医者である故家賃やローン、交際費などが高額で支出が多い
  • 妻が主に家計を管理
  • 家事や育児はワンオペ
  • 子供の教育や習い事にも熱心に取り組む
  • 医者の妻として仕事関係者との交流会ではハイレベルなマナーや所作を求められる
  • 医者は女性にモテる職業なので夫に浮気されやすい
  • 医者の妻というだけで周りから妬まれやすい
  • 夫の両親からも厳しい目で見られることが多い

と、とても苦難が多いのも実情です。

様々な試練に立ち向かい、医者である夫を献身的に支え続けるためには

  • 一人で全て抱え込まず周囲の人達との関係を良好に保つ
  • 時には協力を得たり様々なサービスを利用する
  • 普段から支えあえる夫婦関係を築いておくこと

が大切です。

みんなに愛される素敵な医者の妻を目指しつつ、上手に苦難を乗り越えていってくださいね。

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