
看護師からエステティシャンへ転職した体験談を教えてもらいましたよ。
総合病院の腎臓内科勤務のナースからエステティシャン転職までの流れをご紹介します。
看護師として最初に働いていいた病院の勤務

専門学校卒業後、総合病院の腎臓内科に配属されました。
学生の頃の勉強とは比較にならないほどの専門性をもった勉強に加え、日々技術習得のために必死でした。
患者さんとの関わりや、楽しい事もたくさんありましたが、求められる期待や命へのプレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。
当時は3交代、日勤残業後、休憩する時間もないまま夜中から朝までの深夜勤務に入ることもあり、美容に時間をかける余裕もなく肌もボロボロでした。
せめてもと、エステに通い始め、そこで、人の手で触れられる気持ち良さ、少しづつ整っていく肌に感動を覚えました。
看護師という仕事柄、栄養学などの基礎知識や解剖生理などの知識も加えれば、より専門的に、何よりストレスをかかえ美から遠ざかっている女性たちの力になりたいという思いが強くなり転職を決意しました。
エステティシャン転職までの流れ

転職を考えたときに最初に始めたこと
まずは情報収集です。異業種に行くという事は、なかなかハードルが高いため、看護師の仕事をしつつ、転職サイトや通っているエステティシャンの方から話を聞いたりして、情報を得ていきました。
そのうえで、通信があるエステティックスクールについても調べました。
転職するときにゆずれなかったポイント
お給料が下がることは覚悟していました。美容業界への転身となるため、教育体制がしっかりしている事、働きながら学べる環境である事が一番のポイントでした。
その他には、福利厚生や社会保険の加入などの基本的条件も確認しました。
転職する場所
今の家から通える範囲で探しました。いずれ、独立を考えていたため、貯金ができるようにしたかったのです。
利用した転職サイト
まずナスキャリというサイトで情報を得てからマイナビジョブ20‘を利用しました。
サポートエリアが限定されてはいますが、転職活動開始から決定までサポートしてくれるし、20代に特化した非公開求人も多くあります。
転職しようとする中で失敗したこと
エステティシャンになるという展望をもう少し長いスパンで考えておく必要があったと思います。
看護師を辞めるにも時間がかかり、本業と転職活動の両立が大変でした。接客スキルやマナーの知識も乏しかったため、その点についてのスキルアップを先に図っておく必要があったと思います。
転職がうまくいったポイント
看護師という仕事柄、基礎知識の有無や知識欲、コミュニケーション能力の高さ、患者さんへの細かい気配りや心づかいができる事、勤勉さを認められてもらえました。
美容に対し、常に自分を磨き続け自らを高める努力が必要であり、その点については事前の情報収集や勉強したことをアピールすることで評価をしてもらえたと思います。
転職を考え始めてから入職するまでの期間
エステティシャンになりたいと思うようになったのが、2年前。
そこから勉強は情報収集を始めました。
看護師を続けながら、本業とエステの勉強をしていたこと、本業も退職意思を示すのが当時の病院では1年前という暗黙の了解があり、本格的に動き出して入職に至るまで、1年かかりました。
転職後から現在までの仕事内容

転職した場所での仕事内容、スケジュール
退職後、小さな店舗ですがエステサロンに入職しました。
はじめは事務仕事から始まり、営業後にエステ技術の練習をしたりして、徐々にお客様へ直接触れさせてもらうようになりました。
今も忙しいですが、看護師時代と違い夜勤もなく規則正しい生活ができること、もちろん病院時代、元気になる方もいましたが亡くなっていく方もいたわけで、そのプレッシャーから解き放たれました。
転職してから給与の変化
夜勤勤務のある看護師時代と比べれば、入職当初は2/3くらいになりました。そのため、お弁当を作ったり、日々節約しています。
転職して分かったエステティシャンの裏側
当サロンはノルマや販売営業はありません。
しかし、化粧品を扱う以上、その商品の特性を知る必要があるため、なかなか高めの化粧品の購入は自費になります。
サロンによっては販売や営業ノルマがあるようです。
女性だけの職場、という事で行けば看護師もそうなので、そのあたりの人間関係の雰囲気は似ているかもしれませんね。
エステティシャンへ転職を考えている後輩ナースへアドバイス

エステに来る方はやはり、疲れていてエステを受けることで身体のメンテナンスだけではなく、ゆったりとした自分へのご褒美を求めている方が多いと感じました。
患者さんとは違いますが、看護師としての医療知識も交えてお話しをしたりすることで、美容だけではない付加価値がプラスできることで、満足してくださる方が多くいらっしゃいます。
いつか独立することを目指し、他にはないサービスを提供できるようになりたいと日々模索し、精進しているところで、とてもやりがいを感じています。
ただ、看護師としてのスキルを活用したければある程度、現場での経験は不可欠です。
ただ、エステサロンという異業種に行く事もなるべく早いほうがいいと思います。
なので、迷っているなら、いつでも動けるように情報取集は早めに始めることをお勧めします。
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