地域連携病院から不妊治療専門クリニックへ転職した経験談!利用した転職サイトから現在の仕事まで

なすこ

地域連携病院で働いていた看護師が、ライフスタイルの変化に伴い、不妊治療専門クリニックへ転職した体験談を教えてくれましたよ。

この記事では、

・地域連携病院から不妊治療専門クリニックへ転職するきっかけ

・不妊治療専門クリニックへの転職の流れ

・不妊治療専門クリニックへの転職で使った転職サイトをご紹介していきます。

  地域連携病院大学病院から不妊治療専門クリニックへ転職した経験が参考になれば幸いです♪

目次

看護師の経歴と転職しようと思ったきっかけ

  看護師として初めて働いた病院は大学病院でした。

大学病院附属の専門学校を卒業してそのままストレートに就職したので、この時の就活などは特に難しいことはなかったのです。

この頃は独身で脳神経外科病棟に配属されましたが、3交代や新人教育や研修、残業などが多く、慣れないことばかりで職種に対して向いてないかもしれないなどと思うようになり1年足らずで離職しました。

  少し休養した後に、せっかく得た資格なのでもう一度だけ看護師として働いてみようと決意し、地元のハローワークなどで見つけた地域連携病院へ再就職したのです。

  地域連携病院では独身から結婚、妊娠や出産に渡り長い間お世話になりました。

病棟は入職当初は内科と整形外科の混合でしたが、在職期間中に企業形態も変化し、最終的には整形外科のみとなりました。

  ここでは表面上は2交代制となってましたが、実際は4種類の勤務体制があり、大学病院とは違って新人教育体制もあまり整ってはおらず、残業がないのは最初の半年くらいでした。

  不妊治療専門クリニックへ転職しようと思ったきっかけは結婚、妊娠出産というライフスタイルの変化でした。

妊娠するまではバリバリ夜勤をこなし、働きづめの毎日でしたが、妊娠したことをきっかけに夜勤も出来なくなり、出産後復帰はしたものの産後1年から夜勤は復帰しなければならないというその病院のルールが納得いかず、転職することに決めたのです。

転職をするときに利用した転職サイトと転職までの流れ

  転職する際に最初に始めたのは転職サイトへの登録です。

サイトを利用するのは初めてだったのでありとあらゆるサイトへ登録してみました。

私が登録したのは“ナース人材バンク”、“ナースJJ”、あと2つくらいありましたけど、登録後の対応が良くなかったので覚えていません。

  この二つのサイトは登録後にすぐ連絡が来て、詳しくお話を聞いてくれたりしました。

転職サイト「ナース人材バンク」と「ナースJJ」を利用したメリットとデメリット

   私が転職する上で譲れないポイントは子供との時間を作れる職場であること、急な対応にも受け止めてくれる環境であることでした。

もちろん、お給料や休暇、福利厚生なども視野には入ってますが、前職場のように子供との時間を削ってまで働くのは嫌でしたので、そこを重視しました。

   結局どちらのサイトで就職したかというと後者の“ナースJJ”です。前者の方では条件に合う職場が見つからなかったんです。

あとは“ナースJJ”は就職が成功すると支援金がもらえるっていうのに惹かれました。

不妊治療専門クリニックで働こうと思った理由

  なぜ不妊治療専門クリニックを選んだかというと、受け入れてくれる所がそこしかなかったんですね。

訪問看護とかも候補に入っていたのですが、子供が小さいためオンコールができないことや急な休みに対応できない、年齢的に2人目を考えてるとなればもってのほかとのことで何ヵ所か断られてしまったのです。

世間は冷たいんだなと身に染みて感じました。

   ですが、不妊治療専門クリニックは子供を望む方が集まる場所。

ということで院長やスタッフもこの事には理解が深く、問題ないよとのことで夜勤なしの非常勤で働いてみることに決めました。

   特にこの職場に決めて失敗したなと思うことはなかったですが、あまりに無知すぎる領域でしたので不安がかなりありました。

でも、無知のままでいいよ。すべて教えるからと言われていたのでまっさらの状態で挑みました!

転職する時の履歴書や志望理由で悩んだこと

   履歴書や志望理由に関しては、転職サイトの担当の方がすべて段取りしてくれました。

無知すぎるのに志望理由って何を書けばいいの?って思ったときに相談したら、こんな風に書いてみたらって細かくアドバイスしてくれてすんなり書けました。

面接は清く、笑顔を忘れずをモットーにただただ失礼のないように、なるべく好印象で残るようにを心がけていきました。

   晴れて内定通知が来たときには素直に喜びましたね。久々の転職活動でしたからね。

転職活動を始めてから2ヶ月で決まったこともあり、長引かせたくなかったので本当に良かったです。なぜこんなにトントン拍子に進めたのかはやはり譲れない条件は満たしていたからでしょうね。

あらかじめ決めておいたことに当てはめていって、ダメなところは粘らない、次!次がある!というような感じで担当者とも合致していたからというのもあるかもしれないです。

地域連携病院から不妊治療専門クリニックへ転職して仕事内容は変わった?

   不妊治療専門クリニックへ転職後の仕事内容はかなり変わりました。

今まで病棟と救急外来の勤務しかやったことがなかったので、そもそも不妊治療の専門用語も薬の名前も無知のまま勤務が始まりましたから、猛勉強し直しました。

   やはり特殊分野ということもあり、非常勤と言えども病棟と外来、オペ室の3ヶ所をこなせるようにと面接時から言われてましたので覚えることが山積みでした。

1ヶ月単位くらいで各部署を回り、それなりにこなせるようになってもらうのが目的だったようです。

でもこれは、私以外の常勤非常勤にも同様で月に何ヵ所か回ることもあったり、人がいないときに助っ人で出るだけだったり、臨機応変にという感じで勤務してますが、私の場合は現在はほぼ外来にいます。

地域連携病院から不妊治療専門クリニックへ転職して給料に変化はあった?

  もちろん転職後の給与は夜勤バリバリしてた頃に比べたら激減しました。非常勤ですから仕方ないですね。でも、子供との時間はバッチリとれますし、何よりきっちり時間で上がれることが私にとっては最大のメリットです!

不妊治療専門クリニックで働きたいと思っている人へのアドバイス

   不妊治療専門クリニックへ転職を考えている後輩ナースにアドバイスとしましては、独身の方が来るには色々と考えさせる場になることを念頭に入れてもらった方がいいのかなと思います。

私の独断と偏見かもですが、結婚に興味ない方は続くと思いますね。

常勤さんはたぶん他の職場に比べて年収は良い方らしいと転職サイトの方も言ってました。

  景気に左右されないですし、晩婚化が進む現代では現在もなおですが、患者さまは増える一方に感じています。

 転職して気づいたことはいっぱいあります。不妊治療で悩む方がこんなにたくさんいるんだって初めて知りました。

先輩スタッフも口を揃えて言いますが、スタッフより患者さまの方が情報(新薬とか新しい検査など)が早いときがあります。

だから、患者さまと共に勉強していってる感じですね。

まとめ

   地域連携病院から不妊治療専門クリニックへ転職した経験談!利用した転職サイトから現在の仕事まで。

  転職するきっかけとなったのは出産したことによるライフスタイルの変化です。

そして、いざ転職活動するときに譲れなかったポイントは子供との時間をきちんと作れること。

これにより利用した転職サイトは“ナースJJ”です。他の転職サイトにはあまりないLINEでのやり取りができたことが一番良かったです。

  転職した後の仕事内容としては現在は主に外来業務です。臨機応変に病棟とオペ室は回ります。

  転職をするときは自分の中で譲れない条件などをしっかり見据えてから転職活動すれば後悔はしないと思います。

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