訪問看護師あるあるとさらに訪問看護師を楽しく働くコツ

訪問看護師として働き始めて、仕事に慣れてくると

これって私だけなのかな?

こんな道があったの?!

移動が疲れるなぁ

〇〇さんのところで話す内容考えないとなぁ

と新たな発見やマンネリ化して少し退屈になることありませんか?

今回はそんな少し慣れてきた方に、

訪問看護師はこんなこと良くあるよ!訪問看護師にしかわからないよね

という訪問看護師あるあると、さらに訪問看護師を楽しく働くコツをご紹介します!

なすこ

きっと、「なーんだ、他の人もあるのね!」と共感できるはずです。

訪問看護師がマンネリ化してきたあなたにとって、新しい視点で楽しく働くきっかけになれば嬉しいです。

目次

訪問看護師あるある①働き方

ではさっそく、働き方のあるあるを見ていきましょう。

天気予報はかならずチェック!

訪問看護は在宅で働く利用者さんや他の施設で暮らしている利用者さんのところへ訪問して看護をします。

そのため、外に出るのはマストなのです。

天気予報を見ていないと

  • 傘がない
  • 服がずぶ濡れ
  • 利用者宅へ入れない
  • 仕事が出来ない

となってしまいます。

天気予報を必ず確認して、雨具や雪に備えていく必要があります。

出されるお茶などいただいてトイレが近くなる

看護が終わり、記録を書いている最中などにお茶などが出てくることがあります。

利用者さんのご厚意なので、ありがたくいただくこともあるのですが一点問題が。

それはトイレが近くなるです。

中にはコーヒーなど入れてくれる家もありますので、カフェイン取り過ぎには要注意ですね。

移動中であれば公衆トイレや事務所に戻って用を足せますが、次の訪問が詰まっているときには我慢しなければなりません。

ご厚意と思っていただくのですが、角が立たない程度に断るすべを身につけておきましょう

時間が余ってしまい会話に困る

訪問看護は時間によって予定が区切られ、料金も変化してきます。

短時間で終われば、利用者さんの支払い料金は少なくて済みます。

しかし、事業所の収益やケアプランのことも考えなくてはいけないので、決まった時間はその場に滞在する必要があるのです。

そこで困ることは会話することがないということですね。

話好きな方であれば一方的に話しかけてくれるのですが、無口で職人気質な方などに話しかけるのは至難の業ですね。

訪問看護師あるある②生活編

では訪問看護師のプライベートでのあるあるを見ていきましょう。

お店に行って「これ仕事で使えそう」が頻発

百均や家具屋さん、ホームセンターなど便利用品が多数並んでいるところに行くと、

これ、〇〇さんに使えそう

これ、お風呂のときに使えるな

これ、カバンに入れておいたらいざというときに

自分の買い物そっちのけで見てしまうことがあります。

一つの職業病ですね。

現役訪問看護師の私も百均に行くと用事もないのに店内をぐるぐるしてしまいます。

そして行方不明になり家族によく怒られます。

利用者宅の近くを通ると見てしまう

厳密に言えば、プライバシー保護の観点からはアウトなのでしょうが、利用者宅の横を通るときに視線が行ってしまいます。

今日も元気かな?

あ、今は〇〇医院が往診に来てるんだ

などふと思ってしまいます。

また亡くなられた方やご厚意くださった利用者宅を見ると、訪問時のことを思い出したりもしますね。

訪問看護師をしててよかったなと、ほっこりする瞬間でもあります。

友達や家族などもアセスメントしてしまう

これは本当に職業病で、あまりしないほうが良いのでしょうがやってしまいます。

親や親戚などに体調の相談をされたり、介護について聞かれたりすると燃えますね。

相手はただ聞いて欲しいだけなのに、情報収集を始めてしまいます。

いつから痛いの?

どんなふうに?

しびれはない?

なんの薬のんでる?

そして決め台詞は「病院行った方が良いよ」これで終わります。

これに心当たりがある方。

すぐにやめましょう。

きっと体調不良を訴えた人はそこまで診察のような聴取は望んでいません

それよりも

大丈夫?あまり続くようなら病院行って来なよ?

一言心配の言葉をかけてあげた方が好印象ですよ。

訪問看護師あるある③仕事の移動中

訪問看護師の業務ならではの移動中です。

一人の時間なのでいろんなことが起こります。

名前が似ている方や特徴が似ている方の家を間違える

良くある名字で同性だったり、同じ時期に新規で依頼があった方など、はじめの頃は家の場所と名前が一致していないこともあります。

特に、前の訪問で失敗したときや考え事をしているとついつい違うルートを通ってしまい、時間のロスをしてしまうこともあります。

途中で気がついて「あーあ」となることはよくあります。

なすこ

考えながらの運転はしてはいけませんね。

活動地域の事情がよくわかる。

特にトイレの場所やコンビニの場所には詳しくなります。

  • 〇〇のトイレは綺麗
  • 〇〇のコンビニの店員さんは優しい
  • 役所の〇〇さんに言うと話が早い

など、ローカル情報がとても詳しくなります

また、強者になると

  • この時間は青いジャージを着たおじさんが決まってジョギングしている
  • この道で何時頃によく、警察がスピード違反の取り調べをしている

などどうでもよい情報から、よく見ているなぁと思う情報もよくあります。

移動時間と距離が地図を見なくても感覚で当てられる

これってすごい能力と思いませんか?

でもこうなるんです。

Aさん宅からBさん宅までは〇Km だからCさん詫までは〇Kmで〇分かかるな。

と予想して動くことができるようになります。

これが意外とニアピンで当たるのです。

土地勘がある看護師はなんとなくは検討がつきますが、キロ数まできちんと検討つけることができるのです。

〇〇さん、Dさん宅からEさん宅まではどのくらいですか?

〇〇の交差点の信号に引っかからなかったら10分で着くけど、信号待ちすると13分かかるよ。

経験があるからこその芸当ですね。

土地勘や訪問看護師の経験がない人はとても無理ですね。

訪問看護師がもっと楽しくなるコツ

訪問看護は基本的に急変やケア内容がころころ変ることはありません。

決まったことを決まった曜日の決まった時間に訪問して行うことがルーチンです。

決まったことを言われるがままにする日々はマンネリ化してしまいます。

そんな訪問看護師がもっと楽しくなるコツを教えます!

小さな変化を楽しむ

訪問看護師ってネイルや化粧、服装など仕事中におしゃれできませんよね?

結論から言うと「小物でおしゃれ」です!

  • ネイルをすれば薬液であっという間に落ちてしまう
  • 化粧が濃いと上司に怒られる
  • 装飾品はユニフォームがあったり、看護の邪魔になる

残念ながらおしゃれとは無縁です。

そのため、小物でおしゃれを楽しみましょう!

ボールペンやノート、カバンなど日頃使うものを少し変えるだけで気分も上がります。

モチベーションをあげるためにも良い効果がありますね。

知識を増やして確認してみましょう

看護師は知識を増やしていかなくてはいけません。

訪問前には利用者情報を見て、疾患の勉強などをしていきますよね?

看護師の知識を増やすのは職能人として必要なことですが、増やす知識は看護の知識だけではありません。

  • 利用者さんの好きなこと
  • 利用者さんの過去の仕事
  • 利用者さんが生きてきた時代のこと

利用者さんについて聞いたことを膨らませて調べてみましょう。

野球が好きな利用者さんなら、好きなチームのことを。

出版社につとめていたなら、仕事内容を。

野菜作りが好きなら、育てている野菜のことを。

利用者さんが好きなことや過去のことを掘り下げれば、自然に会話が弾みます。

もちろん聞いてはいけないタブーな内容はあらかじめ情報収集しておきましょう。

しかし自分が好きなことや得意なことを聞かれて、気を悪くする方は滅多にいません。

なすこ

自分の勉強で忙しいでしょうが、少し看護以外のことにも目を向けてみて下さい。

訪問看護師あるあるとさらに訪問看護師を楽しく働くコツ;まとめ”

  • 天気予報のチェック
  • お茶を出されるとトイレが近くなる
  • 時間が余って会話に困る

など働く中でのあるあるは誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。

  • 買い物中に使えそうな物を探す
  • 利用者さん宅の隣を通ると顔が浮かぶ
  • 知人の体調管理までしようとする

など、生活の中にまで訪問看護師としての視点が入ってしまいます。

移動中には

  • 利用者さんの家への道順を間違える
  • 地域事情を把握する
  • 移動ルートの距離数や時間までを感覚で取得

してしまいます。

そうやって仕事をしていく中で訪問看護をもっと楽しくしたいなと思うことがありますよね。

  • 訪問で使う小物を自分の好きな物にする
  • 利用者さんの好きな物を調べたりする

と、今よりももっとモチベーションが上がり、マンネリ化することもなく訪問看護が楽しくなっていきます

いかがでしたでしょうか?

訪問看護師をしていく中で「私だけなのかな?」と思ったら意外とあるあるだったりします。

同じ訪問看護師同士での会話で確かめあえばコミュニケーションのきっかけにもなりますし、自分の傾向なども感じることができます。

あるあるを共有して、良い人間関係や訪問看護を楽しんでいきましょう。

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