
これから派遣看護師として働きたいけど、服装って白衣なのかな?
スクラブでもいいの?
病棟看護師と違って、派遣看護師は厳密な服装の決まりがありません。
病棟勤務ではOKなことも派遣先で許されるとは限りませんから、ちょっとしたことで疑問に思いますよね。
そこでこの記事では、派遣看護師の服装は白衣であるべきか、スクラブでもいいのかを解説していきます。

ほかに必要なものとかあったら知っておきたい!
そんな疑問にもお答えしますよ。
ぜひ最後まで読んで、心置きなく派遣看護師としての準備をしてくださいね。
派遣看護師の服装で必要なものリスト
まずは派遣看護師にとって最低限必要なものをご紹介します。
1.派遣看護師の服装は白衣(パンツタイプ)がおすすめ
看護師の派遣先で多いのは、
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- デイサービス
- 訪問入浴
などがあります。
派遣先では動きやすい服装が良く、基本的にワンピースタイプの白衣は適していないため、パンツタイプの白衣を選ぶと良いでしょう。
もちろんスクラブでも大丈夫なところもありますが、白衣は清潔感がありフェミニンな印象に感じられ、はじめて会う患者や利用者にも好印象を与えます。
白衣の中には、サイドラインに色が付いていて可愛らしいものがあったり、ポケットが大きくペンやメモ帳、スマホなども収納可能です。

透け防止や制菌加工、汚れの防止機能を備えたものなどもあるため、はじめに買う一着として動きやすい白衣のパンツタイプはとてもおすすめです。
2.派遣看護師におすすめな靴はナースシューズ
働いている病院やクリニックなどから支給されているナースシューズをお持ちの方もいると思います。
ですが、いつも履いているナースシューズが汚れている可能性もありますよね?
そういう場合に備えて、普段の職場と派遣看護師での靴は分けておくと便利です。
筆者はクリニックで勤務している時にナースサンダルを履いていました。
脱ぎ履きがしやすく良かったのですが、立ち仕事の多い派遣看護師には動きにくく不向きです。
ナースシューズは厚底タイプやインヒールのものが多く、疲れにくいのが特徴です。
かかとを踏むことも可能な2wayタイプや軽量タイプのものがあり、カラーバリエーションも豊富です。
通販で手軽に買える為、派遣先用にナースシューズを用意しておくといいですよ。
派遣看護師でスクラブはOK?

派遣先にもよりますが、最近ではスクラブ可能なところも増えています。
しかし、派手な色や濃い色のスクラブは禁止している場合もあるので、事前に派遣先に確認しておくと良いでしょう。
派遣看護師の服装「チノパン」はどんなのがいい?
チノパンを指定してくる派遣先もありますが、チノパンとは一体どういうものか悩む方もいらっしゃいますよね?
まずチノパンとは「チノ・クロス」という生地を使用したパンツの総称。
元々19世紀頃にイギリスやフランスの軍隊の制服に使用された生地で、現在では作業着などにも使用されているものです。
チノパンはカーキやベージュなどの色味が主流で、汚れが目立ちにくいのが特徴です。
ストレッチ素材を使用しているものが多く、デニムに比べて動きやすい為、派遣看護師や訪問看護師などの服装で指定されることもあります。
私服としても履くことが可能で、筆者がおすすめするのはUNIQLOのチノパンです。
ややゆったりとした履き心地で伸縮性もあるため動きやすく、値段もそこまで高くないので重宝しています。
派遣看護師の持ち物にある、動きやすい黒か紺のパンツってどんなの?

持ち物の中で「動きやすい黒か紺のパンツ」と指定する派遣先もあります。
訪問入浴では濡れる可能性があるため、デニムを禁止していることが多いです。
具体的には、動きやすく濡れても良い素材のジャージなどが良いとされています。

仕事内容によっては、しゃがんだり、たくさん動くことが想定されるので、ジャージで無くても伸縮性のあるパンツを選ぶと良いでしょう。
派遣看護師の服装で靴下は色指定ある?
ほとんどの派遣先で靴下の指定はありませんが、稀に訪問入浴などでは黒や紺の靴下を指定されることがあります。
白だと汚れが目立ちやすい為です。
派遣先ではなるべくキャラクターものや派手な色の靴下は控えた方が良さそうです。
また、仕事内容によっては長時間立ちっぱなしということもあるので、着圧の靴下を履いておくと浮腫みを抑えてくれます。
派遣看護師の服装であるとおすすめな商品

派遣看護師に絶対に必要ではないけれど、あれば便利な服装もありますので、ご紹介しますね。
1.カーディガン
はじめて行く派遣先では特に、冷暖房がどれくらい効いてるかわからず、中には冷房で冷えていて寒い場合もあります。
基本的に看護師は半袖で仕事することが多く、貸出の制服も半袖が多いので、カーディガンを持参しておくと良いでしょう。
2.ヒートテックの長袖
上記と同じ理由ですが、白衣やスクラブの下に着ることで防寒してくれます。
筆者の勤めていた病院でも、冬はスクラブの下にヒートテックなどの長袖を着用していました。

汚れが目立ちにくい黒や紺などの色がおすすめです。
派遣看護師の服装でまれに必要になるもの
派遣先に貸出の制服がない場合や、訪問看護、訪問入浴などではまれに、「ポロシャツ」「エプロン」が必要なこともあります。
エプロンは食事介助、入浴介助などで使用することがほとんどです。
派遣看護師は荷物が多くなりがちなので大きめのリュックがあると便利

派遣先で貸出の制服があると荷物が少なくて済むのですが、ほとんどの場合は指定されたものを持参する為、荷物が多くなってしまいます。
お手元に大きめのリュックがあれば、荷物をひとつにまとめることも可能です。
最近は通勤用にリュックを使用している看護師も多いので、1つ持っておくと便利ですよ。
派遣看護師の服装は白衣?スクラブでもいい?準備しておきたい持ち物まで紹介まとめ
派遣看護師として働く際に用意しておきたい持ち物などを紹介していきましたが、いかがでしたか?
派遣先では、以下のように服装を準備しておけば安心です。
- スクラブよりもパンツタイプの白衣が好印象
- スクラブがOKかは派遣先に要確認
- 動きやすく疲れにくいナースシューズ
- チノパンやジャージなど伸縮性のあるパンツを選ぶ
- 靴下はシンプルで汚れの目立たない色
- カーディガンやヒートテックで服装の温度調節できるようにしておく
- まれにポロシャツやエプロンが必要になることもある
- 大きめのリュックがあると便利
派遣先によって必要なものは異なるので、不明な点があれば事前に派遣先に確認しておくことをおすすめします。
あなたが安心して派遣看護師として活躍できますように。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。