保育園看護師の退職理由はどんなのがある?辞めたくなる辛い事例と事例別のおすすめ転職先

保育園看護師って未だにあまり聞き慣れない感じがしませんか?

まだまだ歴史の浅い分野ですが、保育士の人手不足や子供たちの健康や危機管理、現代に増えていると言うアレルギーを持つ子供たちへの救世主となるべく、これから先保育園看護師としての需要は高まる傾向になっていくでしょう。

そんな中、今なお働く保育園看護師の実態と働く上での弊害や辞めたくなるような理由がどこにあるのかまとめてみました。

子供が好きで、看護師も辞めたくなくて…

保育園看護師ってどんな感じかな?と興味を持ってもらえたなら読んでみる価値はありますよ。

あくまで、保育園看護師が良くないとか言う意味ではなく、病院看護師と同じでどのような理由があって退職するのかっていうことを読み解いてみるということです。

目次

保育園の看護師の退職理由は病院と同じような理由から保育園独自まである!

そもそも保育園看護師と病院看護師の違いは?ってところからですよね。

病院看護師は診療の補助から病床・療養時の看護、服薬や点滴などの医療行為、患者家族に対する心のケアまで多岐にわたりますね。

では、保育園看護師はどうでしょうか?

   主に園児の体調管理や怪我などへの応急処置、身体測定や検診の補助、衛生指導や園外保育への同席、保健だよりなどの記事の作成、アレルギー持ちの園児への対応などです。

他には看護師としてだけではなく一保育者として見なされ、保育業務も担ったりすることもあります。

こうして挙げてみると、意外とたくさんあるのです。

しかしこれらには、病院でしか出来ないことと保育園でしか出来ないことも含まれてます。

たとえば、圧倒的に挙げられるのは医療行為の差です。

経験がすべてとも言える看護師ですから、今まで磨いてきた技術を生かす場がないのは物足りないと感じる方もいるでしょう。

そして、次に挙げられるのは保育業務です。

看護師の仕事だってこなさなくてはならないのに、さらには保育士たちと連携して保育業務も担わなければならない。

これは未知の領域ですから、負担に感じる方もいるでしょう。

このような業務内容から退職理由にも保育園看護師ならではの理由も出てくるのですね。

保育園看護師の退職理由のツライ事例と解決方法

看護師としての仕事よりも保育士としての仕事や雑用が多い

保育園によっては看護師として看護業務に専念できる場だけが存在するとは限らないということです。

大体の保育園は看護師は一人きり、他はすべて保育士という環境が多いのも事実。

そうなると、異職種同士の連携という面からとっても保育士との関わりは重要になってきます。

そうなれば必然的に保育業務も担う形となりますね。

その保育業務の量の多さは想像を遥かに越えることもしばしば。

これには、保育士が保育園内での看護師としての立場や業務内容をきちんと理解されてないことから起きているとも言えます。

このような状態が続くと、終わらない業務は家に持ち帰るなどして自身の生活リズムが崩れたり、終いには看護師としてのやりがいを見出だせないなどの理由から退職や転職を考え始める方もいるのが現実です。

同僚の保育士や看護師からのいじめや雰囲気の悪さ

保育園の雰囲気にも左右されると思いますが、保育園看護師が最も多く抱く感情は孤独感と疎外感です。

保育園看護師という立場が理解されてなかったり、保育士同士の繋がりが強かったりすると、コミュニケーションが取りにくくなるなどして孤独や不安な思いからストレスに繋がってしまいます。

また、病院看護師と比べて同僚や同期がいない(もしくは少ない)のは何かあったときに相談できる仲間がいないともとれます。

そうなると不満も吐き出せず、独り抱え込むことになります。

そういった積み重ねが心に大きなストレスを作ることになってしまうのです。

保護者からのクレーム

看護師にとってクレームは割りと日常茶飯事かもしれません。

しかし保育園は園児だけでなく、その保護者をも対象としたクレーム対応が必須になってきます。

先にも言いましたように、保育園では看護師が一人きりという場所が多いです。

そうなると医師もいないため、緊急時の対応はすべて看護師に任されるのです。

その時の判断が良くも悪くも、クレームに繋がりかねないということです。

どんなに経験を積んでいても、どんなに子育て経験があっても、園児の命を守るために下した決断です。

その思いが強くあっても、すべての保育者と保護者に理解されるとは限りません。

さらに今では、モンスターペアレントというような理不尽なクレームを言ってくる方もいます。

そのような対応も含めて、精神的ストレスが蓄積し退職する傾向もあるのです。

保育園看護師の退職理由のむかつく事例と解決方法・理事長や園長との方針が合わない

これは理事長や園長が保育園看護師をどのように捉えているかやその人柄で大まか判断できると思います。

これを見極められるのは面接や見学の時ですね。

理事長や園長の保護者への関わり方です。

普段から基本的な挨拶から園での生活に関して気さくに保護者たちとコミュニケーションを取れているかなど。

また、どうしようもないクレーム対応のときに園長自身が先陣を切ってでるのか、他のスタッフを盾にしてしまうのか。

それによりスタッフを守る行動が出来る方なのかを見極めて欲しいです。

そして、保育園内での看護師業務に関してマニュアルがないのは幸先不安ですので園長たちと話し合うことも必要かと思います。

何かあったとかに看護師という立場を利用するだけ利用して、責任を押し付けるなんてこともあるのですからよく見極めましょう。

保育園看護師に向いてない⁉退職したいときにおすすめの転職先

バリバリ看護師として働きたいなと思ったならやはり病院看護師です。

技術も磨けます。

小児科だと医療行為は医師が行ういうところもまだあったりするようなので、成人が主とする病院看護師として転職するのがおすすめかと思います。

同僚の保育士や看護師からのいざこざで転職を考えるなら、老人ホームや訪問看護師などです。

基本看護師少なめですし、老人ホームは業務も医療行為が少なめという意味でさほど保育園と変わらないと思います。

訪問看護師なら一人で回ることが主ですので自由気ままに働けます。

その分判断力は必要だと思いますが…。

保護者からのクレームがつらくて転職を考えるなら、クレームの多さなんかを考えたりすると小児科や産科などの子供と保護者が関わるところはモンスターペアレントが多い傾向にありますので控えましょう。

また美容整形や透析、不妊治療なんかも患者自身の知識や経験が豊富なのもあり些細なことで叩かれることもしばしばあります。

理事長や園長との方針が合わないときには、その人たちの人柄をきちんと見極めましょう。

就職する前に疑問や不安は解決しましょう。

その思いを真摯に受け止めてくれるか、そこで判断しましょう。

就職前から面倒だななんて態度に出されようものなら、そこの方たちとの方針はあなたに合わないということなのです。

保育園看護師の退職理由はどんなのがある?辞めたくなる辛い事例と事例別のおすすめ転職先のまとめ

保育園看護師には保育園ならではの退職理由がありました。

いくつか事例としてまとめてみましたが、病院看護師にはない理由が存在するということです。

保育園がすべて悪いところなわけではありません。

保育士たちがいじわるなわけではありません。

良いところもたくさんあります。

ここではどんな理由があって保育園看護師を退職せざるを得なくなったのかを読み解いたまでです。

病院看護師と同じように、保育園看護師の中でも優良求人を見極めるのが大切ということです。

今後需要が高まりつつある保育園看護師たちの未来に少しでも働きやすい変化が起きますように…。

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