訪問看護師が妊娠中は働ける?妊娠報告はいつしたらいい?ママナースの働き方

家庭と両立しやすいといわれている訪問看護師ですが、いざ妊娠すると嬉しさと同時に不安も感じてしまう方も多いと思います。

・訪問看護師が妊娠したときに受けられる周りのサポート

・訪問看護師が妊娠したときに妊娠報告は誰にすればいい?

・訪問看護師は育休から復帰後も働きやすい?

をご紹介していきます。

目次

訪問看護師は妊娠しても働けるけどママが多い職場のほうが理解が得られる!

結論から伝えると、妊娠しても働けます!体調の変化が生じやすい妊娠中に働けるか不安に感じることも多くありますが、負担を減らすためのサポートが整っていることが多いです。

しかし、ママさんナースの多い職場の方が、理解が得られるのは確かです。自分が妊娠を経験していたり、子供の予定に合わせて休みを取得する必要があったりするので、お互い様という気持ちで働いていることが多いためです。

妊娠の報告で「おめでとう!」と明るい言葉をかけてももらうことも少なくありません。

そのため、理解が得られやすいママさんナースの多い職場を選ぶと安心ですね。

訪問看護師が妊娠したときに受けられる周りのサポートはどんなのがある?

妊娠しながらでも働きやすい訪問看護師ですが、様々なサポート体制が整っていることが多いです。

主に、短時間制度の導入、業務の直行・直帰、訪問件数の減少、公共交通機関の利用などが挙げられます。

まず、短時間制度の導入ですが、自分の予定に合わせて勤務時間を調整することが可能です。例えば、8時~17時の勤務時間を9時~16時に業務時間を減らすことや週5勤務から週4勤務に減らすことができます。

朝からつわりがひどいため、業務開始時間を遅らせてほしい…!おなかが張って、長時間働くことが大変…!などと感じることも多いですよね。そんな時に短時間制度を活用できるのは嬉しいです。

業務の直行・直帰は、自宅から訪問先に直接行ってもいいよー!訪問先から自宅にそのまま帰ってもいいよー!という制度のことです。これ、とてもメリットのある制度ですよね。

妊娠中は、お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて、体調によっては、移動するだけでも精いっぱいなんてこともありますよね。この制度を活用すると、訪問看護ステーションに行く手間が省けるので、その分移動時間が減ります。

訪問看護ステーションを経由することで、訪問先によっては、遠回りになる!なんてこともあると思います。妊娠中にぜひ利用したい制度ですね。

また、訪問件数を少なくすることも可能です。一般的に4~5件/日を訪問することが多いですが、妊娠中は、2~3件/日に減らすことができます。妊娠初期の段階からこの制度を使えることも多いです。
さらに、おむつ交換時に力が必要な患者さん、入浴介助が必要な患者さんなど、ケアが想い患者さんを他の看護師さんに引き継ぎ、身体に負担がかかる業務を減らすこともできるので、安心して働けます。

公共交通機関を使用することも可能です。妊娠中は自転車の利用が難しくなるため、電車やバス、場合によってはタクシーで移動することができます。

このように様々な制度により、妊娠中でも働きやすい環境が整っているといえます。

訪問看護師が妊娠したときに妊娠報告は誰にすればいい?

妊娠が分かった際は、まず、上司や管理者に報告するようにしましょう。

周囲の目が気になる看護師は、職場に迷惑をかけてしまうことを恐れて、「もう少しお腹が大きくなってから…」などと先延ばしにしてしまうことも多いです。しかし、訪問看護師は、体力や責任感を伴う仕事であるため、妊娠が分かった時点で報告することが重要です。

早めに報告しておくことで、流産の危険性が高い妊娠初期からも手厚いサポートを受けることができるので、安心して仕事をすることができます。

また、産休に入る前に、患者さんにも妊娠報告をする必要があります。患者さんへの報告のタイミングは、上司や先輩看護師に相談して決めましょう。
自分から患者さんに報告する場合や上司から報告する場合など、状況によって異なる可能性があります。そのため、「全部自分が責任持たなきゃ」とプレッシャーに感じることなく、積極的に上司や先輩看護師の助けを借りるようにすると良いですね。

訪問看護師は育休から復帰後も働きやすい?

訪問看護師は、育休復帰後も働きやすい環境が整っています。おすすめポイントとして、土日祝休みが多い、夜勤がない、時短勤務が可能であることです。

看護師の勤務体系としてシフト制が多く、子供の予定を合わせにくいのが難点といえます。しかし、訪問看護師は、土日祝休みの日勤帯のみであることがほとんどなので、子育てとの両立がしやすいのが特徴です。

また、時短勤務が可能であることもメリットの一つです。訪問先の件数を減らすことができるため、保育園の時間帯に合わせて業務開始・終了時間を調整することが可能なため、育児にも時間をかけることができます。

一方で、移動により体力を奪われるというデメリットもあります。訪問先を減らせるという配慮はあるものの、大雨や強風の日も移動をいなければならないため、ただでさえ体力を使う子育てとの両立に疲れを感じてしまう方もいらっしゃると思います。

しかし、自宅や事業所から近い訪問先にしていただくなどのサポートをしてもらえる可能性もあるため、上司に相談することで改善する可能性もあります。

訪問看護師しながら妊娠したら働ける?妊娠報告はいつしたらいい?ママナースの働き方のまとめ

こちらでは訪問看護師しながら妊娠したら働けるのか?妊娠報告はいつしたらいいのか?

ママナースの働き方についてまとめてきました。

・訪問看護師が妊娠したときに受けられる周りのサポート

短時間制度の導入、業務の直行・直帰、訪問件数の減少、公共交通機関の利用など、様々な手厚いサポートがあります。そのため、妊娠中でも働きやすい環境が整っているといえます。

・訪問看護師が妊娠したときに妊娠報告は誰にすればいい?

まずは上司に報告するようにしましょう。早めに報告ことで、流産の危険性が高い妊娠初期から手厚いサポートを受けることができるので、ためらわずに伝えることが大切です。

・訪問看護師は育休から復帰後も働きやすい?

土日祝休みが多い、夜勤がない、時短勤務が可能などの理由から、育休復帰後も働きやすい環境が整っています。看護師は、シフト制の勤務体系が多い中、保育園が休みの日に家にいることができるため、育児の時間も十分に割くことができ、仕事と上手に両立することができます。

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