派遣看護師として働きたいと思っているママナースの皆さん。
こどもを保育園に預けて復職したいけど、フルタイムで働くのはちょっと厳しいという方もいらっしゃいますよね。
一時保育から預けて働いて保育園に入れたり

時間の調整ってできるのかな~
と気になっているからこの記事にたどり着いたかと思います。
この記事のポイント
- ママナースが派遣看護師として働くメリット・デメリット
- 派遣看護師としてママナースが働くときのコツ
- ママナースにおすすめな職場
この記事を読んで今後の参考にしてみてください!
ママでも働き方が広がりますよ。
派遣看護師がママナースにおすすめな3つのメリットはこちら!

そろそろ育児も一段落して職場復帰を考えているママナースのみなさんに、派遣看護師の働き方の良いところをご紹介します。
今後の自分のライフスタイルと照らし合わせて読んでみてください。
自分の好きな日程で働ける
子育てやプライベートの都合により
- 働ける期間が限定されてしまう場合や
- 子どもが小さいため夜勤をすることが難しい
という方などにおすすめです。
働ける期間を都合に合わせて限定できるのでプライベートを優先しつつ働くことができます。
時給が比較的高め
アルバイトやパートと比較すると時給が高いことも魅力的です。
時給が高いと月々の手取りも高めになるため、ボーナスが出なくても年収で考えれば日勤のみの正社員と見劣りするほどの差はないと言えます。
嫌な職場だったらすぐに辞められる
正社員ではないため職場環境が自分に合わないと感じたときなど働き続けることが困難に感じた際は、職場を変えやすいということがあげられます。
退職する際も、契約更新をしないという理由で円満退職することが可能です。
正社員だと
- 辞める際に強い引き留めにあったり
- 嫌味を言われたり
- 退職を申し出ても取り合ってもらえずいつになっても退職させてもらえない
などということがあるため、職場を変えやすいというのは自分に合った職場や働き方を模索するのにとても大きなメリットになり得ます。
ほかにも、職場を変えやすいという面を活かし様々な経験を積みたいという方にもおすすめですね!
子育てしながら働くときに派遣先を選ぶコツ!

子育てしながら働くときに派遣先を選ぶコツは、働くときに考える優先度をしっかりもつことです。

時給がよくて、家から近くて子供が熱出したときには休める職場がいいなぁ。
たしかに理想ですが、なかなか思い通りの職場が見つかる可能性は少ないです。

そのため、1番ゆずれないポイントを決めてから働きましょう♪
派遣看護師が子育て優先で働くのにおすすめな職場はこちら

ママナースのみなさんは、看護師でもありますがお子さんにとってはたった一人のママさんです。
お子さんを第一に考えて職場選びをしている方も多いかと思います。
また、今の職場では子育てが難しいと感じている方もこの記事を参考に今後の転職活動に役立ててもらえればと思います。
クリニック
クリニックは病院に勤務されていた方にとっては仕事内容がさほど変わらないので、看護技術を行いつつ自分に合った働き方ができます。
看護技術を維持しつつ働きたい方におすすめです。
- 日曜・祝日が休みであったり
- 残業が少かったり
- 週1から働きたいという場合に融通がきく
という面もあります。
保育園
主に園児の健康管理が仕事になります。
- けがや病気の際の応急処置
- 健康観察
- 感染対策
- 服薬管理
- 歯磨きや手洗いなどの指導
- 健診補助
などを行います。
子どもが好きな方におすすめですね。
園で行われる行事を除けば日曜・祝日は基本的に休みになり残業もほとんどないため、家庭と両立しやすいという面があります。
訪問看護
仕事内容としては、病気や障害などで自宅療養している方のもとに訪問し主治医の指示のもとに看護ケアを行います。
日曜・祝日に休みが多く家庭と両立しやすい面があります。
また、近年高齢化に伴い訪問看護ステーション数が増加傾向にあります。
そのため、看護師の求人が多く正社員のみならず非常勤の募集も多くなってきています。

募集が多いことにより、その中から家庭と両立しやすい職場を選ぶことも可能になります。
老人施設
病気や障害、筋力低下により日常生活が困難な方が入所されており、その方たちの
- 日常生活のサポート
- 健康管理
- 医療行為
を行います。
また医師が常駐していない施設の場合は、入居者の容態が急変した際に応急処置を行い救急隊や医師に引き継ぎを行うという重大な業務もあります。
ただ
- 病院と比べるとそこまで忙しくもなく
- 残業も少ないため体力的にも負担が少ない
ことから家庭と両立しやすいという面があります。
子育てママナースが教える派遣看護師のデメリット

派遣看護師にはメリットもありますが、その反面デメリットもあります。
勤務時間や月の勤務日数によっていろいろ制限が出てきてしまう部分もあるので、その辺を詳しくご紹介していきます。
一時保育だと時間が厳しいところがある
基本的に一時保育は利用時間や週の利用日数が決められている場合がほとんどです。
例えば
- 利用時間8:30~17:00
- 週3日以内
というように制限が設けられている場合は、週4日以上働きたいとなると複数のサービスを併用する必要が出てきます。
時間の制限は保育園によって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
保育園に入園するのが大変
派遣社員でも入園申し込みはできますが条件があります。
- 1日4時間以上働き16日以上出勤していること
- 求職中であること
この2つの条件が揃っていれば入園申し込みはできます。
また、派遣社員だから入園審査で減点されるのではないかと気にされる方もいますが、雇用形態は審査対象に含まれませんので安心してください。
しかし、派遣される上での勤務条件で勤務時間が短かったりすると減点対象となるため注意が必要となります。
急な休みをもらうと次回からの仕事がもらいにくくなる
基本的に派遣看護師は急に休むことはできません。
- 代わりに出勤できる方がいないこと
- 人員不足で派遣依頼が来ている
ため、急な欠勤に対処する余裕が派遣先にはないためです。
したがって、急な欠勤が頻繁になってしまうと信用問題に関わります。
仕事を回してもらうには派遣会社との信頼関係が大事です。
実際体調不良などで突然の欠勤をしてしますのは仕方のないことなので、そういうときは代わりのスタッフを派遣会社が手配してくれます。
そういったことも考え、もし自分のところに代わりに出勤してほしいという連絡が派遣会社から入った場合は、できるだけ貢献できるように心がけましょう。
信頼関係を築き仕事を回してもらえるように勤めていく必要があります。
派遣看護師にもお互い様の精神が大事ですね。
派遣看護師としてママナースが働くのを成功させる方法

上記でメリット・デメリットをご紹介させていただきましたが、これらを読むと

派遣看護師として働くのも大変なんじゃないか?
これならもう少し大きくなるまで働かずに育児に専念した方がいいのかな?
でも経済的にも厳しいから少しでも働きたい。
などいろいろ思うところはあるかと思います。
そんな方のために働き方をいくつか挙げたので、参考にしていただければと思います。
保育園に入園させてから派遣看護師として働く
一時保育となると
- 時短勤務の方はまず利用が厳しいということ
- 時間に融通がききにくく働ける日数に制限が生まれてしまう
ため保育園に入園するのがベストです。
入園できれば、もし仕事が終わらない時などに延長保育を使えます。
また預けられる日数にも限りがないので働きやすくなります。
しかし、月の勤務時間が120時間に満たなければ短時間保育になてしまう可能性があるので注意してください。
保育園に入園させるコツ
では保育園に入園させるには、どういったことに注意するべきなのでしょうか。
派遣会社は実際に働かないと就労証明書を書いてくれない
勤務時間の証明書は入園審査の際に必要になります。
しかし、求職活動をするにあたって預け先が保育園しかないという方もいるはずです。
そのような時は、就労証明書を提出することはできないので求職証明書を作成し入園審査の際に提出する必要があります。
入園後仕事を開始したら勤務証明書を作成していただき、保育園に提出してください。
自営業として開業してから保育園に申請する
フリーランスの派遣看護師として働く場合は、個人事業主になるため自営業になります。
そのような場合は、就労証明書は自分で記入し提出する必要があります。
入園する日程から逆算することも忘れずに!
仕事の調整をする際に、入園する日程から逆算してスケジュールを組むことを忘れないでおきましょう!
ママナースだから休んで当たり前のスタンスで働かない!
「休んで当たり前」ということを前提にしてしまうと信用問題に響きます。
やむを得ない場合以外は基本休まないよう心がけ勤めていく必要があります。
派遣看護師は子育てママナースに最適!メリットから働き方のコツまとめ

ママナースが派遣看護師で働くメリットは
- 好きな日程で働ける
- 時給が高めで年収は正社員に見劣らない
- 職場を変えやすい
派遣看護師が子育て優先で働くのにおすすめな職場は
- クリニック
- 保育園
- 訪問看護
- 老人施設
派遣看護師のデメリットは
- 一時保育だと保育園の時間制限があり厳しい
- 保育園に入園するのが大変
- 急な欠勤が頻繁にあると信用問題に関わってくる
ママナースが派遣看護師として働くのを成功させるには
- 保育園に入園させてから派遣看護師として働く
- 「ママナースだから休んで当たり前」と考えない
派遣看護師は、派遣会社に登録するパターンとフリーランスで働くパターンがあります。
どちらにしても保育園を活用すれば、家庭と両立しやすい働き方です。
経済的不安があるのではないかと思われがちですが、時給が高いため年収で考えるとそこまで見劣りするものでもありません。
自分にあった職場を探しつつ経験を積めるので、キャリアアップと家庭を両立したいママナースに最適な働き方です。
現在育児で離職中の看護師の方、職場復帰を考えている方、こちらの記事を参考にして働き方の見直しをしてみてはいかがでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございました。