看護師から他の職業に転職したいな…と思ったことはありませんか?
看護師だけじゃなく、他の仕事もしてみたい。
でも、他の職業に転職するのは怖いしどうしよう…と悩んでいませんか?
この記事では、看護師から車の生産工場(フォークリフト)の仕事に転職した体験談やポイントをご紹介します。
ぜひ、最後まで読んで看護師から他の仕事への転職を成功させてくださいね。
看護師としての経歴

新卒で3年間、脳神経外科の集中治療室勤務をしました。
その後、総合病院に勤務し適応障害を発症し転職半年で退職しました。
その後クリニックに転職しました。
新卒で働いていた病院を辞めてフォークリフトの仕事に就きました。
看護師から転職で他の仕事をしようと思ったきっかけ

「地元から離れたい」という思いで新卒入職した病院でした。
3年間新卒の病院では働きました。
仕事は脳外専門の集中治療室で働いており、仕事に対しての楽しさはありました。
しかし、ホームシックや味の違いに慣れず「地元に戻りたい」と思いました。
また、女性だけの職場であり人間関係に疲れていたこともありました。
小さいころから車を見たり、ドライブしたり洗車するのが好きでした。
地元に車の生産工場があり「そこで働きたい」と思いました。
しかし、看護師でしか働いた経験がなく、他の仕事をするのが怖いし不安はたくさんありました。
でも、独身の若いうちしか他の仕事に就くことはできないとも考えていました。
特に工場など体力を使う仕事でしたので…
「看護師は国家資格でありどこでも転職できる」
と周りから言われていたのも看護師から多職種に転職するきっかけになりました。
看護師から命にかかわらない仕事に転職するときの転職の流れ

車の生産工場で働くに伴い、看護師の休日を利用しフォークリフトの技能講習を受けました。
技能講習は1日と半日は座学講習を受け2日と半日実技練習の計4日間講習を受けました。
実技練習の最後日の半日は、学科試験・実技試験を行いました。
試験終了後に即日免許発行されました。
その後、工場works、DODAというサイトに登録をしました。
勤務地、職種を入力しサイトで転職活動を行い応募しました。
応募後、面接を行い派遣会社に登録を行いました。
担当者との面談後、出向先を紹介してもらい見学し就職しました。
看護師から他の仕事に転職するときに利用した転職サイト
工場works、DODAというサイト2つに登録を行いました
工場worksは工場をメインに掲載しているサイトで業種別に絞り込むことができたので使いやすかったです。
DODAは、工場以外の業種の掲載や他の仕事も気になっていたので登録をしました。
看護師から他の職種に転職した結果は幸せ?後悔?

私的には、他の職種に転職し良かったなと思っています。後悔は全くありません。
しかし、独身の時じゃないとできない仕事でもあるな・・・と今思います。
看護師時代に学ぶことができなかったことがたくさん学べました。
工場自体、男性職場であり最初は毎日筋肉痛でしたが徐々に体力・筋肉もつき看護師時代より10㎏程痩せました。
体力的にはかなりきつく、夏場は熱中症になったことはありました。
しかし、そこから改善に繋がっていき常に自分たちが働きやすい環境づくりができました。
改善計画を毎月出さなければいけなかったこともあり、仕事しながら「今の環境で満足するのではなく、自分たちが働きやすい環境を作りたい」と思うようになりました。
改善計画を提出するとその中から月間賞で1人表彰されることがあります。
数回表彰されたことがありましたが、表彰されるたびに「次はどこを良くしようかな」と考える意欲にも繋がっていました。
また、自分の好きなものの仕事に関わっているということでいつも向上心、好奇心、探求心がありました。
車の生産工場でしたので、自分が作った部品を載せた車を街中で見かけることがあり嬉しかったです。
彼氏との同棲を機に仕事を辞めましたが、看護師として働いているだけでは身につかないことがたくさんありました。
仕事としても忙しかったですが、看護師以外の仕事ができ良かったなと思います。
そして、フォークリフトはどの工場でも使用している物になります。
フォークリフトの免許証があると色んな工場で働けるメリットもあります。
看護師から多職種に転職したことも、フォークリフトの免許を取ったことも後悔は全くしていません。
看護師から他の仕事に転職したい方必見!成功のコツは?

看護師として働くときも必要なことですが「向上心、好奇心、探求心」が他の職種に転職する際はとても大事だと思います。
また、すべてが1から学ばないといけない環境でありその環境に慣れるまでは大変です。
しかし、真剣に仕事と向き合っていると自然と周りの人とのコミュニケーションが円滑になっていき色んな事を教えてくれるようになります。
看護師では使わない業界用語はたくさん出てきますが、そのたびに聞いたり調べたりすることで仕事が面白くなっていく感覚がありました。
まとめ
看護師で3年間急性期の病院で働いていました。
しかし、自分が本当にやってみたい仕事をしてみたいと思い車の生産工場に転職をしました。
その後、結婚を見据え病院に転職をしましたが適応障害を発症し退職しました。
日勤のみで働けるところでクリニックに転職し不慮のケガで現在、退職しています。
他の職種に転職するときに同僚や先輩からは「変な子」とのレッテルを貼られました。
その時はへこみましたが、自分の人生1度きりしかありません。
結婚を見据え、引っ越しもあり再度看護師として病院で勤務し始めました。
しかし、他の職業に転職したことに後悔はないです。
もし、独身のままだったら今も車の工場で働いていたと思います。
新卒で働きだして2・3年目の時は「看護師だけをこのままやっていくのかな?」と悩んだ時期が何度もありました。
看護師という仕事自体が嫌いになった時期もありました。
しかし、他の職種に就いてからは仕事を嫌いと思うことはなかったです。
しかも、周りからも「いきいきしてるね」との声もありました。
看護師として一生働く方もいると思います。
ですが、他の職種に転職しないと学べないことの方が私ははるかに多いと実感しました。
他の職種に転職してから失敗することもたくさんありましたが、周りは頑張りを見てくれていました。
その時に、改めて同僚・先輩・上司の大切さを実感しました。
看護師にも共通して言えることは、どの職種・どの職場でも人は周りの人から評価されることです。
他の職種に転職することは簡単なことではありません。
ですが、他の職種に興味はあるけど・・・と思われている方、1歩を踏み出せないでいる人は少なからずいると思います。
看護師だけが、仕事ではありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!